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さて、此のページを見た貴方は覚悟ができたということでしょうか。
ルール
1、過度な批判はしてはいけません
1,完全模範に関してですが、二次創作のみ許可いたします。する方はいないと思いますが…。
1,上の詳細ですがオリジナル小説としてではなく二次創作としてお願い致します。
1,選択肢は1週間のみ。それ以上を過ぎた場合は世界線がかってに変動いたします
……随時更新
優雅なクラシック音楽の流れるモダンな部屋で誰かはお茶を飲んでいた。
「ふふ、物語は筋書き通りに行くとは限らない。ならば幾千とシナリオを作ればいい。そう思わない?」
扉が控えめに開き、小柄な少年が姿を表す。
「ぼ、僕にはシナリオが作れないので……わからないです」
「あら、そう。」
沈黙が流れる。
《Questのメッセージが届きました。開封いたしますか》
「YES」
《声帯認証及び顔認証クリア。名前のご確認を》
「現皇帝、闇鶴凌葵…はぁ…天使たちは毎回同じ事聞くわね」
《……クリア致しました。して、其処にいる少年はどう致しますか》
「え、ぼ、僕…?僕は、えと…甫裡裕翔…です」
《認証クリア。情報を提示いたします》
宙に文字が浮かび上がり情報が整理されてゆく。
「ぇ…み、密室事件…!?」
「裕翔は驚きすぎ。」
今回のQuestはこうだ。
密室事件が起こった。
被害者は一人。
争った形跡は見つからない。
指紋検知の結果は娘さんと奥さんの指紋がでてきたが古い物。
被害者に目立った外傷はない。
当時部屋にあった紅茶をスポイトで取り検査をしたが異常は検知されなかった。
それを解決して欲しい…だそう。
「そ、そんなの…難しいじゃないですか…!」
「裕翔は武闘派なんだからだまらっしゃい」
「ひゃいっ」
小柄で怖がりなのだが甫裡裕翔は武闘派である。
それもかなりの。
「大体ねぇ…現在の皇帝なんだからもっとどうにかしなさい」
「無理なものは無理なんです…っ!」
《…情報の開示を終了してもよろしいでしょうか》
「YES」
《これにて情報提供終了。Quest受理を認めます。では》
天使は羽を動かし消えていった。
闇鶴は何かを受け取り後ろを向いた。
「ほら、行くわよ」
「え、あ、暁月さん呼びに行きます……!」
原則、Questを解決する際に単独で行う場合は申請をせねばならないが1週間必要でありそんな時間はない。
「ちょ、裕翔さん!いきなり走らないで下さい…」
しばらくして、暁月と呼ばれる男が来た
「遅い。遅刻。早く行くわよ」
「「はい」」
事件現場まではそう遠くはなかった。
規制線の前に群がる愚衆。
「…あらー。人の家を勝手に取る行為は盗撮じゃなくて?」
「…ひぇっ…闇鶴さぁん…っ」
野次馬は態と大きく話した闇鶴の言葉に反応した。
「こんな面白いもの取るしかねーだろ!」
「これは盗撮じゃないわ!皆撮ってるもの!」
ギャンギャン喚く愚衆。
「あの。闇鶴さんが仰っていることを理解できないのですか?それとも_名誉毀損、盗撮等でとらえましょうか?」
暁月の落ち着いた一言に空気は凍りつく。
やがてバタバタと足音を立て、愚衆は去ってゆく。
警察官らしき男が近寄り声を掛ける。
「あの、《Questは?》」
「《天使の元へ》」
「ありがとうございます、ではこちらへ」
Questを受理した時に紙をもらう。
それには合言葉が記されておりなりすましなどを防ぐためである。
部屋に入れば書斎だと一目でわかる。
「此の度はQuestを受けてくださりありがとうございます。現在の状況は_」
要約するとこうだ。
先程のQuest受理の際にもあったが
密室事件が起こった。
被害者は一人。
争った形跡は見つからない。
指紋検知の結果は娘さんと奥さんの指紋がでてきたが古い物。
被害者に目立った外傷はない。
当時部屋にあった紅茶をスポイトで取り検査をしたが異常は検知されなかった。
そして新しい情報としては…。
なくなりになられた時間の推定は昨日の深夜1時〜深夜3時。
誰も書斎に入らなかったため1日が過ぎたが異臭に気づきつうほう。
娘さんと奥さんとは疎遠になりつつあった。
具体的には被害者の田中浩二さんは小説家であり執筆に没頭するあまり家族を気にせず、部屋にこもっていたそう。
しぼう推定時刻では娘さんの梨花さんは受験勉強を終え寝ていて奥さんの一葉さんは家の家事をやっていたそう。
一葉さんは仕事の都合上深夜に家事をやるしか無く、寝不足の日々が続いていた。
「…これを警察はなんと疑っています?」
「我々は一葉さんが犯人かと…しかし手口までは」
「…一葉さんが犯人なら…不自然です…あ、あの…娘さんに話を…聞いてきたんですが」
裕翔はしどろもどろになりながら話す
「一葉さんは…浩二さんが没頭していても、その小説が売れなくても…一人でずっと働いて…自分たちのために色々してくれていた…と」
「裕翔さん、それだけでは証拠になりませんよ」
「暁月。充分証拠になることだよ。ふふ」
「犯人がわかったのですか?」
「え、は…はやいですね…毎回…」
「ええ、わかったわよ。」
警察は驚きを隠せていない様子。
「犯人は……田中浩二さん。」
空気がざわつく。
「ま、まってください…!彼は被害者じゃ…」
「裕翔さん、推理を聞いて下さい。闇鶴さんが話しますよ」
辺りは静になる。
「田中浩二さんの最後の原稿を見て下さい。」
全員の視線は一枚の原稿用紙に。
「け、結末は…じさつ…?」
「此の物語、面白いんですよ。主人公の浩二は売れない小説家。しかし其れでも小説を書き続けた。妻にも娘にも迷惑を掛けた…と自分を攻め続け、最後には…。」
「主人公も被害者も…浩二さん……まさか…」
「そのまさかだよ。彼は小説を書き終えた後、同じ結末を辿ったんだ。自分の保険金で娘が大学に行けるよう、妻が少しでも楽に慣れるように。」
「なるほど。それならば筋は通りますが…手口は?」
「暁月、いい質問だよ。これはいたって簡単。部屋には除湿機がずっと稼働している。本が駄目にならないように。そして窓も扉も開けず、換気もせず、暖房はガンガンつけている。そこに数日こもっていれば脱水症になる。その状態でも集中し続け書き終えた頃に…。」
「そ、れはかなりリスクが高いことですよ…?」
「彼が小説を書き終え、娘と妻に愛してると遺す。そのまま気の抜けた彼は__」
「つまり……じさつ…でもあり…じこ…でもあるということですか?」
「裕翔、PERFECT。」
「えへへ…!前よりは推理…できるようになったでしょう?」
「そうですね。未だに弱虫で武闘派ですが前よりは。」
「あ、暁月さん…酷い…!」
その後、此の事件は事故として処理された。
数日後、一通の手紙が届いた。
”拝啓、皇帝様方へ。
此の度は事件を解決してくださり、ありがとうございました。
私が入院してた間に、こんなことになるとは、思いませんでした。
旦那の遺言を届けてくださったことも、感謝いたします。
敬具、田中一葉”
「律儀ね。」
「はい。…しかし、奥様がいらっしゃらないと思いましたが入院中だったのですか」
「ぼ、ぼくは娘さんに聞きましたよ…!」
「裕翔さん。ならば報・連・相をしなさい!」
「ひぇっ…!闇鶴さぁん!」
「私を巻き込まないでちょうだい。」
こうして、1つ目の事件は幕を閉じた。
もしよろしければ世界観集作りますので気になったことやキャラのプロフィールはそちらをご確認下さい。
すぐには作れませんが…
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