ナチス視点
コンコン
日帝「先輩!」
ナチス「あぁ、ただいま日帝」
私はナチス、日帝の恋人だ。恋人になった経緯、今の状況、お話させていただこう。
ナチス「イタリア王国が降伏したようだ」
日帝「そうですか、、、」
私はもう自分自身も持たないと理解していた。だからもう振られてもいい、告白しよう。
ナチス「日帝、ずっと前から好きだ、付き合って 欲しい。」
日帝「ず、随分と急ですね、 はい、いいですよ///」
家に帰って大喜びした、ずっと大好きだった日帝と両想いだったのだ喜ばれない方がおかしいだろう
そうなったらもう国なんてどうでも良くなったいっそ自分と日帝、どちらも旧国になったら縛りがなくなるのではとさえ思った
そんな時だった、
日帝に原爆が落とされたと知ったのは、俺はもう旧国だから自由に動けた、だから真っ先に日帝のところへ向かった。
地獄絵図だった、皮膚が溶けた真っ黒な人たちが水を求めて川に飛び込んでいる、俺は必死に日帝を探した。国は死なないそんな暗示をかけながら必死になって探した
ナチス「日帝!どこだ!」
「ぜんばい」
喉が潰れているのだろうか、ほぼ雑音のような声を聞いた。でも私のことを先輩と呼ぶのは日帝だけだ。
ナチス「日帝!どこだ、どこにいる!」
あたりを見渡すと瓦礫に埋まってしまっている日帝を見つけた
日帝「ぜんばいでずが?」
ナチス「喉が潰れているのだろう? あまり喋るな、いま助ける」
私は日帝を救出した。病院には行かなかった 国の扱いなんて知らないだろう。
日帝の家に行った。 日帝は寝ていたそりゃ疲れただろうし当たり前だ、しかし今はこんな些細なことより日帝の体の状況が気になる。自国から持ってきた包帯と軟膏を取り出す。
ナチス「失礼する」
上着を脱がした日帝の体は小さな細い体に傷がひしめき合っている。そんな表現が正しい、そう思うほど火傷と銃の傷痕、切り傷などがたくさんついていた。せっかくの日帝の綺麗な白い肌も傷のせいでほとんど見えていない。
日帝「痛ッ」
ナチス「すまんなしかし治療しなければならないんだ、少し我慢してくれ」
日帝「その声、、、先輩ですか、私は今どこにいるのですか,あの爆弾はなんだったのですか」
ナチス「ここはお前の家だ。、、、あの爆弾のことは詳しくは分からない。」
日帝「ありがとうございます、手当てまでしてい ただいて。」
ナチス「そりゃ好きな人の傷を見て見ぬふりす る恋人はいないだろう、体に傷以外の異常はないか?、、、隠してはいけないぞ」
日帝「、、、目、目が見えてないです」
ナチス「ッ、、、そうかそれ以外は本当にないな?
日帝「はい、今のところ」
それから少し時間がたった日帝が床に伏せったのだ。あの日から日帝が心配で同居していた 血を吐いたり、熱が出たり、酷い頭痛で苦しんだり、嘔吐を繰り返したり あまりに酷いのでドイツに相談してみた
ドイツ「日帝さん原爆被害者なんだよな」
ナチス「あぁ、そうだ」
ドイツ「だとしたら『原爆症』の可能性が高い な」
ナチス「ッッッ、、症状としてはどんなものがある んだ」
ドイツ「吐き気、食欲不振、頭痛、不眠、倦怠感、吐血、皮膚の出血斑点、発熱、などなどだ後は視覚障害、動悸、ほてり、冷感などだ。」
ナチス「ッ、当てはまるものが多いな、対策など はないのか。」
ドイツ「特に特別これをやらなければいけない というのはない。」
ナチス「そうか、相談に乗ってくれてありがとう な」
ドイツ「じゃあ、電話切るわな」
プツッ
そうか原爆症というのか、そんなことを考えていた時だった
ガタガタガタッという大きな音が聞こえた
そしたら日帝が立とうとしたのか敷布団からでて倒れていた。
日帝「いったぁ」
ナチス「ッ何があった」
日帝「先輩の帰りが遅いのでリビングに行こうとして、こけてしまいましたね」
日帝が苦し紛れのように笑う
ナチス「笑いごとではない!」
日帝を抱き上げ敷布団に戻した
ゲボッゲホッビタビタ日帝が血を吐いてしまった
すぐに日帝の顔を下に向けて背中をさすった ある一定吐き終わったようなので何か喉に詰まってないか確認し横向きにして布団をかけた 後で薄い塩水も飲ませよう。
明日本国から呼び出しがかかっている 旧国は自由じゃねぇのかよ。とか思いつつ本国からの呼び出しなので断れない、日帝のことがすごく心配だが行くしかないだろう
ナチス「日帝、明日本国から呼び出しがかかって いるんだ。一人になるが大丈夫か?」
日帝「大丈夫ですよ。 先輩は心配症すぎるんですよ」
ナチス「そう、だよな、飯は置いとくから食べれ たら食べてくれ」
そして明日になった
日帝「早めに帰ってきてくださいねェ」
ナチス「あぁ本当にすぐ帰ってくる!」
そして今に至る、日本に戻ってきて日帝が伏せっている部屋に入る
良かった、血まみれでもないし、ちゃんと飯にも手をつけているようだ。
本当に良かった
そこからさすが国の回復力、というスピードで治っていった
数ヶ月後 日帝は縁側に座れるほど回復した まだたまに吐血する時もあるが今後治るだろう
目はもう治らないらしいがその代わり鼻や耳が良くなった、私や日本、ドイツのことも匂いや歩き方の音の癖で識別できるらしい
今は縁側に座って私に寄りかかって寝ている 可愛らしい耳がぴょこぴょこと揺れている 一時期はどうなることかと思ったが、どうにかなって良かった
私は今、最高に幸せだ!
最初、挨拶や注意せずに始まってしまってすみません
初投稿ですので文が幼稚で誤字まみれだと思いますがどうぞよろしくお願いします
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