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2 - 美鳳ひまりちゃんについて

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2025年07月14日

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美鳳ひまりちゃんについてですね!!!

激重仕様になってます!


いつも家にはひとりきりだった。父は仕事か風俗通い。母も仕事か不倫。2人揃っていれば喧嘩。でも今の生活が心地いいから離婚しない。とっとと別れてしまえばいいと、心の底から呪っていた。

でも私もひとりが好きだったから、深くは突っ込まなかったし、話さなかった。

父は夜にだけ自分の相手をしてくれた。


『ひまり、美味いか?』

『うん!パパはお料理が上手なんだね!』

『ははっ、良かったよ 』


父は稼いだ金をほとんど風俗嬢に貢いでいたから、家庭にお金はほとんど残されていなかった。もでそのくせ母の不倫は怒るから、二人揃うと怒号がなってうるさかった。



母は昼だけ相手をしていた。

『ひまちゃん、ひまちゃんはお母さんの味方もだんね?どこに行っても、ひまちゃんだけは味 方だよね?』

『大丈夫、ママ。ひまりはママの味方だから』

母は女ではなく、親を選んでも、やっぱり女から離れられなかったんだと思う。だから不倫もしたし、それを正当化するために私を欲した。そんなだから、お父さんに怒られるんだよ。。



朝は、私が私の相手をした。

母も父も家事をしない人だったから、私が家事をした。でも、家事はそこそこ好きだった。

特に好きだったのが掃除。体を動かして、汚れていたところが私の、私のおかげで綺麗になっていく。それがたまらなく好きだった。


そんな生活が何年も続いて、私は高校生になった。バイトをやって、父や母が浪費していくお金をできるだけ補うようにしていた。勉強だってバイトで遅れないように、必死で勉強した。エナジードリンクを何本も飲んで、不眠不休の体を作って。家庭と職場を回していた。家事も、バイトも、勉強も。全部全部頑張った。

「……でもさ、なんで?」


なんで両親くずは変わってくれないの?私、必死で努力してるんだよ?私に応えてよ。私が頑張った、その対価を支払ってよ。なんで、なんで、なんで。なんで逃げるの。


その日は帰ったら皿が飛んできた。

どうやら父と母が喧嘩していたらしい。2人とも所々流血していて、床が汚れていた。また掃除しなきゃいけないな。

そういえば母の部屋から異臭がする。どうせ浮気相手でも連れ込んだんだろう。その片付けもしないとな。

「ーーーーーー!!!」

「ーーー!?ーーーーーー!!!」

唾も、涙も、全部汚い。掃除しなきゃ。





「ひまりッ!!!行くぞ!!!」

父に手を引かれた。母の血がべっとり付いていた。掃除しなきゃな。


「ひまり!?ひまりはママの味方でしょッ!?!?ママの方に来なさい!! 」

母にも手を引かれた。父の血がべっとり付いている。掃除。掃除。



「ひまり!行くぞ!!!」

「ひまりッッ!!戻ってぇ!!!」








こんな人たち














掃除、しなきゃ。


気づいたら私は身綺麗なまま、黒いパーカーを着ていた。家も、血は綺麗になくなってて、母の部屋からする異臭も無くなっていた。いつもの家。なのに。

そこにある両親の死体だけが非日常だった。


高校も、バイトも、そのままサボった。もうあれ以降行ったことは無い。エナジードリンクは続けた。疲れを取る方法をそれしか知らなかったから。でも、ずっと1人だったからかな。ずっと誰かと一緒にいて欲しかったんだと思う。

そこで目を付け一目惚れしたのが桃喜様だった。多分、私は誰でも好きだった。絢さんと早く仲を深めてれば多分絢さんが好きだった。こんなことにして、申し訳ないと思ってる。

でも、もう変えられない。引き返せない。

「ごめんなさい。桃喜様」

今日も私は、彼の仕事の跡を消す。


うーん支離滅裂かもー!!!ごめーん!!!

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コメント

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おっほ( ^o^) 重々だぁ‪( ◜▿◝ )‬ええっすなぁええっすなぁ()

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