■■推奨部

今、私の目の前には1人の女の子がいる

髪の赤い、目が青の女の子

？？「大丈夫？」

そっと、その子は聞いてきた

？？「助けてあげよっか？」

私「え……助けて、くれるの……？」

？？「うん！助けてあげる！」

そういってその子は私の背中を押した

私「…え？」

間一髪、私は生きている

？？「なんだ、ざんねーん」

？？「ほら、救われたいんでしょ？」

私「……うん」

？？「尚更さ、私に身を委ねてみない？」

いやだ

口には出なかった、拒絶の言葉

？？「黙ってるってことはYESってことだよね！えいｯ」

ギリギリ避けた筈なのに、私は落ちている、なんで、どうして、死にたくないよ、助けてよ、怖いよ、死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない

？？「えー…」

？？「風に吹かれて転落死って…」

？？「まぁ、いっか」

私の仕事は終わった

？？「今日は確か鍋だったな」

？？「部長に怒られちゃうなぁ」

そうして、”私”の仕事は終わった

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