TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

紡虹が結葉の肩をそっと掴むと、結葉は前回とは違い、恐る恐る後ろを振り返った。

「ま…真原先生ですか………おはようございます。」

結葉は少し顔を強張らせ、肩を掴まれた手をそっととると、一歩後退る。

「森先生、おはようございます。」

「あの……………何か?」

結葉は紡虹に対し、冷めた視線をぶつける。

周りにはそんな2人には目もくれず、教室へ駆け込む生徒が行き交っている。

紡虹はそれに臆さず、口火を切った。

「無理に…深く詮索はしません。僕はこの前…転勤してきたばかりですし………。ですけど……………」

言葉を置いていくにつれ、少し口をモゴモゴとさせ、躊躇いを見せる紡虹は、結葉の思考を回していく。

(真原先生……何言うつもりなのかな…………………?)

「森先生はどうして……人を寄せ付けないようにしているんですか………?」

「…………!!」

一気に電気がほとばしったように、結葉の瞳はクワッと見開いた。

「わ………………私は……………ワ…」

結葉は、たちまち焦ったように視線をあやふやし、顔に何故か汗がでてきた。

「森先生?それ呂律回ってま……」

紡虹が寄りかかり再び肩をつかもうとすると、結葉はその手をはらいのけた。

「そっ………そんな…コト…………聞かなっ……」

弾かれるように結葉は紡虹に背を向け、思い切り走っていった。

(嫌なこと……聞いてしまった感じ…だよな……)

紡虹は、拒絶するような結葉の背中を、不安の視線で見つめた。

この作品はいかがでしたか?

1

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚