はじめまして、!ゆあと申します。
初めてのストーリー?なのですが読んでいただけたら幸いです。
太宰さんメインの話です。苦手な方はここで閉じてください。
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《太宰視点》
ヴーーッヴーーッヴーーッ
ヴーーッヴーーッヴーーッ
狭い畳(タタミ)の部屋に電話の音が響き渡る。
太宰「…煩い(ウルサイ)なぁ」
ピッ
??「何をしているんだ太宰!!!もうとっくに出社時間を過ぎているんだぞ!?!?」
電話からは怒り狂う成人男性の、国木田くんの声が聞こえてくる。
太宰「国木田くぅーーん、おはよーーーー、今日も素敵なモーニングコールだねぇ」
と私は呑気(ノンキ)にこたえる
国木田「なぁにが『素敵なモーニングコールだねぇ』だ!!貴様は毎日毎日遅刻ばかりして!!!どれだけ社の風紀を乱せば気がすm」
太宰「はいはぁーい今から行くから待っていてくれたまえ〜」
ピッ
太宰「…行かなくては」
嗚呼、今日もまた道化を演じなくてはならないのか
考えただけですごく憂鬱(ユウウツ)な気分になる。
武装探偵社という場所も、社員のみんなのことも、もちろん嫌いでは無い。寧ろ(ムシロ)好いている。
あの人達ならきっと演じていない私も愛してくれるだろう。
だが私は、どうしようもなく怖いのだ。
あの優しい人達に嫌われるのが、どうしようもなく怖いのだ。
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ここまで見てくださりありがとうございます。とりあえずここまで、、誤字があったらごめんなさい💦続くと思います。
「道化」というのは太宰治さんの人間失格から取らせていただいています。小説では普通に見せるため周囲が笑ってくれる「道化」を演じているというような感じでしたが、ここでは嫌われたくないからという理由に変えさせていただいています。
では、また次の話で。
コメント
6件
人間失格に合わせて書いてる作品、私めっちゃ好きなんですッ! 道化っていう部分を書くの好いですよね! (初コメ、時差コメント済みません)