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新作:及川の彼女になるまで
________最終回_________
冬休みも終わりもうすぐ徹…くんの卒業も近づいてきた。冬休みでは遊園地・水族館・買い物と充実した冬休みを送った。それで徹くんに高校最後のデートをしたいと言われた。
もちろん私はOKした。
「〇〇ちゃんはどこ行きたい~?」
「じゃあ、私たちが付き合った遊園地もう1回行きません?」
「いいね!」
「今度は早く来ちゃダメだからね!?」
「分かってますよ~笑」
そして徹くんの高校最後のデート。私滅多に短いスカート履かないんだけど今回は短いスカートに挑戦してみた。そしてデート当日
今回は徹くんが先に来てた。
「ごめん、待った?」
「いや、いまさっき来た所!」
「そっか、良かった~、」
「よし、じゃ、入ろ〜!」
「今日はめっちゃ楽しむぞ〜!!」
「楽しも~!」
ジェットコースター・コーヒーカップ・メリーゴーランド・お化け屋敷と色々遊んだ
ジェットコースターでは2人めっちゃ楽しんだ。コーヒーカップは私が回しすぎたせいで徹くんが少し酔っちゃった見たいだけどすぐに治ってそこからどんどん遊んだ。最後また観覧車に乗って最後を終えようとした。でも私は予想しなかったことを言われた。
「やっぱ前来た時も思ったけど景色きれ~」
「……うん、そうだね」
「〇〇ちゃん」
「ん?」
「別れよ」
そう言われた瞬間何が起こったか分からなかった。もう何も考えられなかった…嘘…?ドッキリ…?と色々考えた。
「え、なんて…?」
「だから別れよっか、って。」
本当に頭が追いつかない。確かに付き合う期間は短かったけどこんなすぐに別れるとは思わないじゃん…?私は嘘だと信じたかった。
でも…
「嘘じゃないよ。」
はっきりと聞こえた。でも、ほんとに信じたくなかった。それだけ短い期間でも好きだったから……
「じゃあ、…なんで今日遊んだんですか」
「最後くらい…ねぇ、?」
「楽しまないと」
少し躊躇感がある声で言われると…もう本当に好きとかじゃないんだなと思った。
徹……いや、及川先輩と別れ、学校での授業も残り少ない。でもそんな中最後の委員会があった。委員会で一緒の及川先輩の幼なじみ岩…泉先輩。グループも一緒だから…この授業が終わったら、少し聞きたかったことを聞こうと思う。
「岩泉先輩」
「あ?…あー、及川の彼女か」
「あ、もう元カノですけど…ね、」
「あいつもう言ったのかよ…」
とボソと言っていたがわたしには聞こえた。
もう言った…?なんの事、?
「もう言った…とは?」
「いや、なんでもない」
「本当にですか?」
「……」
「なんか、2人揃って何か隠してますか?」
「…LINEだけ一応俺と交換しといてくれ」
「及川が卒業したら言える…と思うから」
「分かりました」
「約束ですよ」
「あぁ」
そして3年…及川先輩達が卒業した。私は即座に岩泉先輩に連絡した。というか電話した
「プルルルルプルルルル」
「あ、出た、岩泉先輩」
「今から洗いざらい吐いて貰いますからね」
「おう」
「…なんで私振られたんですか?」
「それは……」
「あいつ、アルゼンチン…日本から離れてバレーもっと上手くなるため…」
「……は?」
「…あいつなりに傷つかないよう言葉は選んだらしいけど……」
「いやいや、…え?」
「…聞いて…ないですよ…」
「……」
「あいつアルゼンチン行ったらまだなんか未練タラタラで『〇〇ちゃん今日も元気?』って毎日聞いてくるんだよ。……だから、」
「もっかい話してくれないか…ですか?」
「!?」
「…あぁ、」
「ありがとうございました。では、」
電話が終わり即座に及川に電話をする
「プルルルルプルルルル」
「……もしもし、〇〇ちゃん。どうしたの」
「先輩。ご卒業おめでとうございます」
「…うん、ありがとう」
「先輩、今、アルゼンチン…なんですね」
「…え」
「待って待って、なんで〇〇ちゃん知ってるの?!」
「俺言った覚えないんだけど…?」
「裏切りましたね?」
「ごめ…」
「先輩」
「2年後…待っててくださいね」
「え?」
「2年後…いや、1年後まで待っててください。もっかい先輩を惚れさせるんで」
「!?」
「と言うか…ほんっと…先輩…バカです!」
「え!?ちょ、え!?急に悪口!?」
「酷くない!?」
「先輩は遠距離が嫌だったんですか」
「いや……」
「じゃあなんで!」
「〇〇ちゃんを思っての判断だったから」
「……急にかっこいいこと言って……!」
「ほんっと、やめてくださいよ!!」
「……まぁ、先輩。1年半後まで待っててください」
「待ってるね」
プツッと電話を切った…。
1年半後。アルゼンチンに着いた。
「うわぁ~!建物高~!」
「景色良っ!?」
「でも本命は…」
「どこにいんの~!!!」
「あれ…〇〇ちゃん?」
「あ、…いたっ!」
「及川先輩」
「!」
「〇〇ちゃん…?」
「はい」
「〇〇です」
「及川先輩に伝えたいことがあってきました」
と言うと優しく微笑んでくれた。
「…でもそれ〇〇ちゃんが言っちゃう?」
「私が言いたいんです」
「そっかぁ、笑」
「及川先輩、付き合ってください。 」
「と言うかもう、離れたり振ったりしないでください」
と深々と頭を下げる
「……ます…」
「え?」
顔を上げたら先輩の顔が赤くなっていた
そして赤くなった顔で、
「〇〇ちゃんっ、また、よろしくね、!!」
「…はい!」
終わり_
第3話の参考者様
サイト:pixiv(ピクシブ)
及川夢小題名:こっち見ててよ、ハニー
作者:9月の思い出。
見て頂きありがとうございました_