不破は自らの過去の話を打ち明けた日以降、
毎日学校終わりに甲斐田の入院する病院へ
訪れていた
不「甲斐田、今日学校でな、ーーー」
不「甲斐田、俺今日授業中にさ、ーーー」
不「甲斐田、俺最近さ、ーーーー」
不「甲斐田、俺朝な、ーーー」
不「、、、はる、元気?」
「俺毎日話しかけてるけど、いつもちゃんと
聞いてくれてる?」
「晴がさ、俺のこと守ってこんな状態になって
からもうすぐ一ヶ月経つねんて。」
「、、、俺、どうすれば良かったんやろな」
「いっぱい心配かけてもーたし、迷惑だって
してたやんな。」
「、、、謝りたい、晴」
「伝えたいこともいっぱいあんねん。」
「、だから、早く起きてな」
ちゅ、
静かに眠る彼の額に軽くキスを落とした
翌日
三「おはよ〜」
不「んはょ〜」
黛「最近どうなの?甲斐田先輩の様子。」
不「まだ一度も起きてないけど
傷とかはかなり治ってきてるらしい」
三「え、良かったじゃん!」
不「でもまだ包帯も多いし、
なにより目覚めてないから安心出来んけどな」
三「ん〜、、でもそろそろ起きそうな気もする
なぁ、、、」
「あくまで何となく、だけどね」
黛「昏睡状態から目覚める最長期間の目安は
四週間程度、ってよく聞くしね。」
不「まー今日も放課後見に行くつもり」
黛「本当に毎日欠かさず行ってるよね、
この一ヶ月間。」
三「この前体調悪いって言ってたよね?
その日もお見舞い行ってたの、?」
不「もちろん。甲斐田と比べたら軽いもんやし」
三「あんま無理すると、」
不「分かってる。同じ轍は踏みたくないからな」
いつもの放課後
今日も慣れた道を歩く
あいつのいる場所への少し長い道
学校を出て何十分もかかる
でもこの前のことを思えば辛くも何ともない
病院の入り口
エレベーターに乗って三階へ
一般の病室へ移った君は一ヶ月前と比べ
かなり目立つ傷が減っていた
安堵と不安
重い傷が治っていくごとに
目を開けない君に心が締め付けられる
それでも、もう弱々しくなんてならないよ
君のためにも自分のためにも
ありのままの、自分で_________
コンコンコンッ
不「失礼しまーす」
「甲斐田〜、今日も来、、た、、、」
甲「、あー、、、ぇと、久し、ぶり?」
不「、、、、ぇ、ッッ」
「、、か、いだ、ッ?」
甲「うん、甲斐田です、、」
不「、〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッッ!!!!!!」
ガバッ
甲「うわ、っっ!!!」
「ちょ、急に抱きついて、ッッ」
不「かぃだ、ッッ、、、」
甲「、!、、、、」
「(泣い、、てる?)
(て言うか、すごい勢いで抱きつかれたのに
痛くないし、今もただ、暖かい。)」
「、、、優しいねぇ、不破くんは」
不「ッッ、甲斐田は、優しすぎやで、ッッ」
「、、、ごめん、なさぃ、
俺のせいで、こんな、なっちゃって、ッッ」
やばい、やっぱいざ起きると涙出そう
甲斐田、甲斐田
動いてる、話してる、目が合う
生きてる
甲「僕がしたくて行動起こしただけだし
あんま気にしないでよ」
「それより、不破くん大丈夫?
あれから何日経ったのか分かんないけどさ、
あの時体調悪そうだったじゃん」
不「、、、ばか、先に自分の心配やろ、」
「、、、俺、思い出したよ」
甲「、ッッ!!」
「ごめ、ッ何も考えずに聞いちゃっ、」
不「ちゃう、甲斐田。聞いて?」
甲「!」
不「俺全部思い出した。
俺の一度目の死は甲斐田が俺を守った日と
同じ光景やった。、だから思い出した」
今、伝える
怖がらん。俺は変わった
「、、前世の記憶思い出してすぐやからさ、
勘違いされるかも知らん。、でも聞いて
俺、甲斐田のこと好き。」
甲「ッ、、」
「、、ッ不破くん、話聞いてて分かったんだよ、
君はきっと僕と違う人を重ねて見てるんだ」
「だからその思いだって、」
不「ちゃうで、晴」
甲「っ、」
不「俺はさ、思い出したから多少人格が前のに
引っ張られてるわ。だからちょっと別人に
感じられることもあるかもしれん。」
「それでも今は、お前は甲斐田晴で、
俺は、不破湊や」
「俺は甲斐田晴を好きになってんねん。
「、、、俺/不破湊 を見ろ、晴」
コメント
2件
起きたぁぁぁぁぁ😭✨ふわっち抱きつくのも優しいのほんとに...😭これ終わって欲しくないぃぃぃ😢次楽しみです!!😖💞