「アッ、ヤッ、ッだぁ、フゥフゥ……ンフッ…」
薄暗い部屋で響く声。ベッドの上で自分の指で自分の中をぐちゅぐちゅに掻き乱している。いや、引っ掻いているように見える。服の裾が邪魔なのか口で加えている。引っ掻く度に体をビクビク動かす。そしてその様子を椅子に座り細く長い足を組み、何事もないかのようにコーヒーを飲みながら観賞している。
どうも。俺の名前は『アキメディア・ルーク』と言っても前世はごく普通の大学生。ピカピカの20歳になりたての『愛夢 凛』(あいむ りん)。何故こんな変態なことをしているのかと言うと、20歳の誕生日に1人で寂しくケーキを買おうとしたところ行く途中に何者かによって殺されたそして目が覚めたとき俺はルークという男に転生していた。最初はほんとにビックリした。奇遇なことにこのルークという男も20歳だそうだ。正直言ってこのルークという男の顔はなかなか綺麗だ。女性のように透き通った白い肌に、夜空のように少し青い黒髪。なんと言ってもこの顔立ちにスタイル!普通にイケメンだ。ルークという男は上流貴族のトップ。資料をまとめたりしているらしい。魔力学院という学院もまとめている。ちなみにこの世界での魔力は当たり前らしい。っま、このルークという男は魔力が半端じゃない。もうほんとに完璧だ。神に愛された男とはこの男のことなんじゃないだろうか。てことはさておき、何故このような状況かというと、このさっきから自分のア〇ルに指を突っ込んで掻き乱している男は『キキミア・キース』(18歳)魔法学院の1人である。いや、犯罪じゃないからね!?キースは今痒みに襲われている。その痒みを発生させているのがこの俺だ。この世界ではそれぞれ一人一人得意魔法があるそうだ。俺はその中でもこの痒みを発生させられるという凄くしょぼい魔法だ。俺は基本の魔法を使えるけどね☆まぁ、今から詳しく説明しよう。
転生してから2ヶ月経った頃……
「あっ、倉庫に忘れ物した。取りに行くか…」
倉庫につき、
そういえば俺の得意魔法痒みなんだよな少し試してみるか……。俺はそう思い倉庫にいる1人の男に魔力をかける。イメージは首筋を優しく撫でるくらいに。すると男は少し体ビクつかせて「虫?」と呟く。ま、そうだよな魔力全然込めてないもん。次は強めに魔力を込める。すると、
「ヒゥ!!」
??……数秒間思考が停止された。
すると男がこちらに顔を向ける。さっきまで背中で隠れていたこともあり顔を見るのは初でだ。その瞬間衝撃がはしった。
そこには涙目で顔を真っ赤に染めており、なんと言っても俺の推し様に似ていた。そう。
ユル猫グルーブの莉亜さまに似ている!!本物か!本物なのか?ほんとに似ている。
俺は急いで物陰に隠れる。
そして莉亜様似の男は「気のせいか」とまた、あちらへ向く。あんな推しの顔を見たらもっといじめたくなるに決まってる。いや、ゲイという訳では無い。けど、莉亜様に関しては忠実の愛だ。もう少し楽しむことにした。次は乳首に向かって魔力をこめる。男はもう一度声を上げ次には地面に座り込む。そして恐る恐る自分の乳首を触る。触る度に声を上げている。爪の先で引っ掻いたり、指の腹で優しくこねたり。「なにぃ!これぇ!かゆいぃ」さすがにやりすぎたので魔力をとめる。男は座り込んだままだった。(これ俺が今助けに行ったらヒーローになれるのでは…?)そう。この男。性格がクソである。自分がいじめといて「大丈夫ぅ〜?○○には私がついてるからねっ♡」っと、よく漫画で見る構図だ。まさに今それを起こそうとしているのがこの俺だ。(まぁ。いっか。)もう一度言おう。この男。性格がクソである。
ここはこの容姿に似合うクールな性格で行こう。
「大丈夫か?」俺は男に手をさし伸ばす。「だい、じょう、ぶ、です」涙目で俺の手を頼りにしながら立ち上がる。少しふらついている。やっぱりいじめすぎたか。すると男が急に声を上げた。「ルーク様ではないですかっ!?」ん?何で俺の名前知ってるん?「失礼しました。私キキミア・キースと申します。魔法学院高等部の魔法書専門委員長です。」あぁ。いつも図書室みたいなとこにいる子か。「で、こんな倉庫で何をしていた?」「……。少し調べ物を」ちがう。俺が聞きたいのはそっちじゃないんだって。「そちらではない。座り込んで何をしてた?」「もしかして、全部見られていましたか?」これ、うんって言った方がいいやつ?「あぁ。全部見ていた。性処理なら寮でやってくれ」「ち、違います!あの、これはなんというか……急に痒くなってきてしまい……」顔を赤面しながらもごもご何か言っている。可愛い。莉亜様が赤面しているのとこんなのは同じだ。俺は舌を噛み我慢する。「もしかしたら、魔力が暴走したのかもしれない。責めてしまい申し訳なかった。」こんな、すんっとしているが中ではオタク全開である。「いえっ!そんな…私こそ、こんな下流クラスの私にさえご心配頂きありがとうございます。ルーク様はお優しいのですね。」うっ!可愛すぎる。抱きたい(殴。おっと。いけないいけない☆取り乱してしまった。「また、今日と同じような事がおこったら俺のとこへ来て欲しい。どんな魔力か知りたいからな。」「いえ!そんなルーク様はお忙しいのに……」「一応生徒の事だからな。心配にはなる。」「わ、分かりました。でもこの事は内緒ですよ。」キースは人差し指を口に当ててシーっと言う。マジかわ。
ここからのキースという男の調教生活が始まる
歯ブラシでキースの乳首と中を……
誤字あったら見逃せ
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