幼児化
微サノス愛され、?
ヒョン呼び 注意
キャラ の二人称が曖昧です。
⚠️キャラ崩壊⚠️
〜〜〜♪♪
朝を知らせる音がなり、ぱちっと電気が着いた時、起き上がったオレは 1番最初にヒョンのもとへ行った。
またいつものように、間違えた名前で 「ナムス!!Goodmorning!!」
とか言うんだろうか。…そろそろ訂正が面倒くさくなってきた。
そんなことを考えているうちにベットに着いた。
「ヒョ〜ン〜?朝ですよー?」
布団を頭の上まで被っているのか、特徴的な紫色の髪の毛が見えなかったため、少し疑問に思いながらオレは布団を剥がした。
「ほら…早く起き…」
「って……え? 」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?!?」
目の前には 多分…ヒョン…ではあるのだが、 5、6歳くらい、?の男の子が いた。
特徴的な色の髪の毛はそのままに、
少しつり目な、大きい目を見開いてこっちを見ている。
「え…いや…え?? 」
先程 つい 大きい声を出してしまったからだろうか、ヒョン…だと思われる男の子は小さな顔にある大きな目に涙を貯め、目が溶けてしまいそうな程に涙を流して大きな声で泣いた。
「う ッ…うわぁぁん ッ!!!!」
「ヒグッ 誰だよぉぉぉぉ ッ!!!誰だよおまえぇぇぇ ッ !!!!!」
いきなりのことで固まっていると、ミンス達がやってきた。
「もう…一体何…って…誰よ、この子。 」
「え、、もしかして…兄…さん?」
「 ッゔぇ”ぇぇ”ぇ” ん” ッッッ ふ、増えたぁぁぁぁぁ ッ…」
涙と鼻水でぐちゃぐちゃの顔をしながら先程までに増して大きな声でギャン泣きするヒョンに、オレとミンス達は頭を抱えていた。
「っぇぇ!?!兄さん ッ!?可愛すぎる…!!!! 」
…1人例外がいたようだ。
ギャン泣きしているヒョンをめちゃめちゃ愛でたい。と言わんばかりにギョンスが手を少し差し伸べる。
「い”“や”ぁぁ”ぁあ”” ッッッ !!! やめろおぉぉぉぉぉ ッ この変態やろう! しね!しね!!」
…言葉遣いはそのまんまだな。
めちゃめちゃ拒絶されたギョンスに少し同情し…いやこいつ息荒くしてめちゃくちゃ興奮してんな。無視しとこ。
「えっと…サノス…?」
オレができる限りの優しい声でヒョンを呼ぶ
恐らく記憶が無いようだから、いきなりヒョン、と呼ぶのはやめて名前で呼ぶ。
…そういえば、呼び捨てで呼ぶのははじめてだ。
ゆっくりと近づいていく。
「オレら…別に危害を加えようとしている訳ではなくて…」
「うわ”ぁ”ぁ”ぁぁん”” ッッ!!!名前知ってるぅぅぅぅ ッ すとーかーだぁぁぁあ ッ!!」
…だめだ、こりゃ。
きっと俺たちが何を言っても通じないだろう。 ヒョンからしたらいきなり知らない場所にきている。そりゃ、混乱するだろう。
「……兄さん… 、 」
ミンスがヒョンを呼ぶ。
「大丈夫ですよ〜 、! 怖くないですから、ね、? 」
ミンスが手を広げ、ハグ待ちのポーズをとる。
「…グズッ」
…ミンスの声色で安心したのか、泣くのを止めたヒョンが、とぼとぼと拙い足取りで鼻をすすりながらミンスのもとに近づく。
ぎゅっ
ミンスの腰あたりに抱きつく
「…!兄さん…!」
ミンスはにこにこと嬉しそうな顔をして抱きついているヒョンの頭を優しく撫でる。
…1番雑魚そうだからミンスの所に行ったんだろう。 本能とか何とかで。
…決して!!オレが怖かったからそっちに行ったんじゃない。絶対。
…多分。
「ッ …ww いつもアイツの後ろにちょこちょこついてるアンタじゃダメだったみたいね」
クソ女が笑いながらオレに喋りかける
…ちっ…くそ。
別に妬ましくないし、どうでもいい。
…ただちょっとだけアニキを見下ろす機会があったらなーとか、…髪の毛…オレも触ってみたいなーとか 考えてただけ。
そう。それだけだ。
「…グスン… グスッ 」
頭を撫でるのをとめて、ヒョンの腰あたりに手を置いたミンスが声をかける
「…兄さん…、もう大丈夫ですか…、?」
「ん、…へーき。 ていうか、おにーさんだれ。」
「あ、…僕は…ミンスです。」
「おっけー ! みんすな。みんす。 」
…っ こいつ…! 抜けがけ…!
自分だけ先に名前教えやがって、
こっちを少し見つめたミンスの顔…。羨ましいだろう。と言わんばかりにこちらを見てくる。
くそが。
そう考えているうちにクソ女もヒョンのもとへゆっくりと近づいて行った。
「さっきまで混乱していたのに。すごいわね、ミンス。 こんにちは サノス 私はセミよ。」
こいつも抜けがけかよ。
「……せにょりーた 。!」
「…!…ふふっ…(笑)そこは変わらないのね」
舌っ足らずな声で呼ばれてふふ、なんて笑って。
ていうか、ヒョンもヒョンで どうして…。オレを見たらめちゃくちゃビビるのに。クソ女とかミンスとかにはめちゃめちゃ笑顔だし。
考えれば考えるだけでイライラしてきた。
気分悪ぃ。
くそ。くそ。くそ。くそ。
…トイレいこ。
セミ視点
あ、諦めた。
あんまりにもサノスが、あのくそ男を見て ギャン泣きするものだから面白くなってついミンスと意地悪をしてしまった。
でも…ちょっとやりすぎたかしら。
悪いだなんて、全く思っていないけれど。
なんだかいたたまれなくなってきた。
「ねぇ…サノス。」
「ん ? どーした せにょりーた !! 」
さっきまで、あんなに泣いていたのにそれの面影もないくらいのとびっきりの笑顔で私の問いに答えるそいつは、ちょっと可愛いな と思った。
「さっきの…前髪が、こんなんなってる人 居たじゃない?」
自分の前髪を掴んであの男の前髪を真似する。今気づいたけど、可笑しい前髪をしているのね あいつ。
「あ、あの…怖いやつ ??」
こーんな ! といいながら、私の真似をするように、短い髪の毛を できる限り前で分けるサノスの姿は穢れを知らない本物の幼子で心の底から可愛いな、と思った。
「そう。 そんなやつ。 でもね ?〜〜」
ちっ…腹立つ。ミンスもクソ女も。 ずっと隣にいたのに、いざ俺の顔みたら泣きまくるヒョンも。
…目の前であんなに泣いていたのに。別のヤツに言われたら泣き止むとか。誰でも傷つくだろう。
「はぁ〜…… 。」
深いため息をつく。
今戻ってもどうせまたびーびー泣かれるだけだろう。
さて、どうするか…
「…なむす !!!」
「!?!?ヒョン!?」
さっき いきなりヒョン呼びはやめる、とか自分で言っときながら 驚きすぎてつい呼んでしまった。
そんなオレを気にする様子もなく、ヒョンはオレの足元へ近づく。 え、さっきめっちゃビビってましたよね… 、?
そんなこと思っていると、ヒョンがオレの足に抱きついた。
「なむす !! えと、あの……さっきは…ごめんな 。? いっぱい…泣いちゃって。」
高さ的に上目遣いになり、眉毛を八の字にしてうるうるした目をこっちに向けて謝ってくる。
こんなの、反則だ。許すしかないじゃないか。
可愛すぎる。
「…別に…怒ってないから平気ですよ。ヒョン。」
「…!パアァァァ ッッ」
オレの言葉を聞いて安心したのかヒョンは、まわりに花が見えそうなくらい嬉しそうに笑う そして、手に力をこめてオレの足をぎゅーっと抱きしめる。
はぁ。めちゃくちゃ可愛い。
ヒョンが手をゆるめたときに 足から退かせ、しゃがみこむと、ゆっくり抱き上げた。
「 ヒョン。もう、泣かないでくれますか?」
「おう!!泣かないぞ !!なむす!!」
「ナムギュ です。ナムギュ。ちゃんと 覚えてくださいね。」
〜〜〜〜〜〜〜〜
「でもね。 あいつ…ナムギュは、サノスと仲良くしたいだけなんだよ。」
「え〜でも、なむす?ってやつ、、いきなりおっきい声出して怖かったし…」
「ほら、あれは少し困惑してただけよ。サノスも、さっきすっごく泣いてたでしょう?それとおんなじよ。」
「うーん…そーなのか… 」
「そ、だから 後でナムギュが出てきたらしっかり謝ってあげるのよ?」
「わかった…!!」
おしまいですー!ミンスは幼児化サノスに好かれてそうだなーって思って衝動書きしました。
ギョンスは、サノスがあまりに尊かったので途中から喋らなかったのだと思います。←出すのが面倒だっただけです。
この投稿のいいねが2000いったらイラスト投稿しようと思います。
誤字脱字等ありましたらお伝えください。
コメント
7件
幼児化サノスとか最高ですやん! むっちゃ愛でたい!
すっごいめろい
すっっっっごく可愛いぃい…😭😭🫰🫰この後のサノスちゃん戻ったあとの反応気になる…👀