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どうしても続きが描きたくなってしまったので書いていきます!!!
現在12月24日に、、さっきなりました!
無事クリスマスイブ!!
皆さんは誰かと過ごす予定はありますか?
私は今日は家族で過ごすんですけど、、
実質クリスマス当日はクリぼっちなんですよね……😭😭😭
ちまちまと、勉強でもしてますよ…🙄🙄🙄
てことで書いていきます!
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
夜の風邪は思ったより冷たかった。
バックを抱えたまま、何処に行けばいいのかわからず、ただ駅前をフラフラと歩いていた…
(……何してるんだろ、僕…)
頭は真っ白なのに、胸の奥だけがずっと痛い
龍馬さんの声が、
何度も何度も脳内で繰り返される。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
【前を向け】
【過去なんて捨てろ。】
【被害者ぶるな。】
【めんどくさい。】
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
わかってる。
全部、正しいのかもしれない。
でも──
簡単には捨てられないものも、
前を向けない夜も、
僕には、まだあった…
〖っ……〗
気づいたら目が潤んでた。
慌てて俯いた、その時。
『……あれ?』
聞き覚えのある声。
顔をあげると、少し驚いた顔の玄人さんが立っていた…
『…陸くんやんな?』
〖げ、玄人さん……〗
こんなところ、見られたくなった。
バックを抱え直すと、玄人さんは一瞬だけ視線を落としてから言った。
『龍馬はおらへんの?
こんなとこ、夜1人じゃ危ないで?ましてやこんな小動物みたいな男の子は』
ふざけたように笑いながら言ってきたが、
少し、目には心配の色が浮かんでいた。
〖えっと……その……〗
『……』
何も言えない僕を察したのか、
玄人さんは少し考えてた。
『あー、、龍馬と喧嘩でもしたん?』
胸がまたきゅっと締め付けられる…
〖…少し、〗
『少しで、その顔はならんやろ。』
冗談めいた口調なのに、 声は静かで…
少し、いつもの玄人さんと違う気がする。
『なぁ、今からどこ行くつもりや?』
〖……分かりません。〗
正直に答えたら、
玄人さんは小さくため息をついた。
『ほな、うち来い。』
〖え…?〗
『泊めるだけや…
別に変なことせぇへんから安心し。』
一瞬迷ったが…今の僕には、”誰かの家”
じゃないと耐えられなかった。
〖…お願いします。〗
玄人さんは
その返事を聞いて、軽く笑った
『素直やな、ほんま 放っとくと危ないタイプやわ。』
そうして玄人さんの家に着くまで適当に話して、いつの間にか玄人さんの家に着いてた。
玄人さんの家は、
思ったより静かで、整っていた。
『そこ座り、風邪引くで。 』
〖あ、ありがとうございます…〗
ソファーに座ると、一気に力が抜けた。
『それで…龍馬と何があったん?』
玄人さんが暖かいココアが入ったコップを差し出しながら言ってくれて… 僕は事の経緯を全て話した。
『そりゃ……』
玄人さんは言葉を選ぶようにして一瞬黙った。
『龍馬、不器用やからなぁ…
正論ぶつけて、人の心折るタイプや。』
その言葉に、胸の奥が少しだけ緩んだ。
〖…僕……弱いままじゃ、ダメですか…〗
玄人さんは少し驚いた顔をしてから、
ゆっくり笑った。
『陸くん。』
名前を呼ばれて、顔をあげる
『弱いままでええやろ。』
〖え……〗
『強くなるんは、今はええねん…
まず壊れんことの方が大事や。』
『今が弱くても、壊れんように努力しとけば…いつしか強くなっとるもんや。
やから、無理に今は強くなろうとせんでもええとおもうで』
そう言って、 毛布をそっと肩にかけてくれる。
距離はちゃんと保たれていた。
近すぎず、遠すぎず。
僕はその言葉に涙がぽろっと、落ちた。
『今日はここで寝ぇ』
〖……いいんですか。〗
『当たり前や。』
玄人さんは立ち上がって、寝室のドアを指さした。
『龍馬には…俺からは連絡せぇへんから』
〖…?どうして……〗
『自分で見つけな、意味ないやろ?』
その言葉が、胸に静かに落ちた。
〖…ありがとうございます。〗
そう言って寝室入った。
布団に入っても…なかなか寝れなくて、
天井を見ながら、心の中で小さく呟く。
(……龍馬さん、、今、何してるんだろ。)
会いたい。
でも、、今は怖い。
その矛盾を抱えたまま、僕は玄斗さんの家で、静かに目を瞑った。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ちょっと長くなってしまうので、!!
玄人さんに拾われましたね、!どうなるんでしょうか🤭🤭
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