テラーノベル
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ーポートマフィアー
side敦
あれから早1年
僕は毎日とはいかないけれど、1週間の半分くらいは彼らと会うようになった
目的は様々で、前のように稽古をつけたり、
アドバイスしたり、雑談したり。
ゆったりお茶をしていた日もあった
大分仲良くなったように感じる
芥川くんにはもう大分懐かれて、つい僕も龍、なんて呼んでしまっている
後、 みんな当初より大分強くなったと感じる
まぁ手加減はしてるけど、僕に一発入れられる 時もあるし
、、、いつまでポートマフィアいようかな
そろそろ探偵社に行ってもおかしくはない
猟犬はそろそろ仕事片付きそうだし辞めても大丈夫
同時期にやめようかな
そう考えていると、携帯が震えた
「、、、森くん?」
何故か首領室に呼び出された
要件は、丁度僕が考えていたこと
「、、、首領、いますか?」
「、、、Aくんかい?どうぞ」
、、、Aくん?灯じゃなくて?
そう思いながら扉を開くと
太宰くんと中也くんがいた
「、、、あれ、お話中でした?」
「いや、別に構わないよ」
ベツニカマワナイヨ????
いや構うでしょ
「、、、いや、出直します」
「それは僕達に聞かれたら困る話ってことですか?」
案の定太宰くんにツッコまれてしまった
「、、、そうだね」
僕はそれだけ返し、部屋を後にした
きっと納得はできなかっただろう
でも今は、こう返すしかない
、、、何のつもりだろうか
それから1時間ほど経ち、もう一度森くんの元に訪れた
「首領」
「灯くんかい。どうぞ」
灯と呼ばれたことに安堵し扉を開く
「今誰かいます?」
「いや、2人きりだよ」
「ふーん、、、じゃあいいよね
さっきの、どういうつもり?」
「、、、実はね」
話を聞くに、近々大きな抗争が始まるらしい
そこで、太宰くんを探偵社に行かせたいのだと
「ふーん。それでさっきの演技?」
僕にも不信感を持たせたかったのだろう
「よくわかったね。 」
「それで、さっきの連絡は?」
「どうせ君そろそろ探偵社に行く気だろう?
太宰くんが抜けてバタバタするのは目に見えてるし同時期に抜けたら?」
それが1番手っ取り早いけど、、、
「、、、でも、太宰くんが探偵社に行くなら、天秤のバランスはまた変わる。太宰くん次第で僕の行動も変わる。だから、太宰くんが探偵社に入るか入らないかでそれは決めさせてもらうよ。」
多分、高確率で入るだろうけどね
身支度だけは済ませておこう
それから1ヶ月後の事だった
太宰治が姿を消したのは
それから数日後、僕はあの部屋を訪れた
「、、、Aさん?」
そこに居たのは龍くんただ一人
「、、、やぁ、龍くん。」
「アドバイス、、、もらってもいいですか?」
「、、、いいよ」
龍くんの動きを見ながら、僕は考える
龍くんも大分強くなった。あの頃よりも、ずっと
だからこそ考えるのはその後のこと
太宰くんが消えた今、龍くんの動きは多少荒い
、、、なにか思うところがあるのだろう
太宰くんは後2年は潜伏する。そう森くんは言っていた。
つまり、2年後、僕はここを抜ける可能性が高い
僕もいなくなったら、、、
そんなことを考えていると、攻撃が入ってしまった
「あなたも、、、太宰さんがいなくなって、乱れているんですか?」
「、、、、、、そうだね」
、、、ごめんね。嘘しか言えなくて
少し、居心地の変わったポートマフィアで2年過ごし、ついにその日が来たようだ
、、、太宰くんが、探偵社に入社したらしい
猟犬から脱退したその足で、僕は首領室に向かい、戸を叩いた
「入りなさい」
戸を開けて、中に入る
「、、、僕だって、わかってた?」
「、、、まぁね」
お互い、沈黙が続く
「、、、ここを出たら、2年は潜伏した方がいい。太宰くんと同じだよ」
「わかってるよ。そのつもり。」
そうだ。これは森くんには言っておこう
「、、、僕、探偵社では本名名乗ろうとおもってるんだ。後、髪も短くしようかな」
森くんは黙ったまま
「、、、それから、、、」
これも、言いたい
「それから、龍くんと中也くんのこと、
大事にしてね」
「言われなくとも。
、、、あの子たちは私にとっても大切だ
、、、君も、この3年で随分変わったね」
不意に言われたことに驚く
「、、、そうかな?」
また、沈黙が続く
もう言いたいことも言い切った。
「、、、じゃあ、またね。森くん」
「達者でね。敦くん
太宰くんによろしく」
「、、、ふっ、探偵社の僕は初対面だよ」
そうして、首領室を出た。
時間は真夜中。荷物の準備もできてる。
、、、みんなの顔を見る前にさっさと出よう
こうして僕は、必要最低限の荷物を持って
ポートマフィアから姿を消した
その後、行く先を求めてブラブラしてる内に
夜は明け、潔く身を隠すことにした。
だが路地裏は逆に危険
たどり着いたビジネスホテルに泊まらせていただくことにした
金はあるし、2年間は生きていけるだろう
まず、この間にすることを考えることにした
絶対髪は切りたい
気になってたあの甘味も食べたい
事前に福沢くんともコンタクトをとりたい
それ以外にも色々挙がる。
やりたいことを挙げると、多いような少ないような気がした
とりあえず、身バレ防止に持ってきたヘアゴムで髪をくくり、服も着替え、街に出ることにした
目指すは美容院だ。
歩いて数分のところにある美容院につくと、
まだ時間が早かったこともあり、直ぐに通された
ショートにしたいと告げると、元の髪が長かったこともあり、すごくびっくりされたが、快く快諾してくれた
数時間はかかっただろう。
久方ぶりのショートヘアは、変わりようの驚きよりも先に、頭の軽さに驚いた。とても軽い
次は甘味でも食べに行こうか
そう思っていると、目の前に福沢くんがいた
周りには誰もいなさそうだ
ラッキー!と思い、話しかけることにした
「やあ、福沢くん」
「、、、!敦か!?」
「今さっき髪切ってきました〜」
最後に会ったのは探偵社設立祝賀会の時だろうから、もう随分前になる
久しぶりに街で友人に会ったと思ったら髪をばっさり切っている。そりゃびっくりするわな
「それで、要件はなんだ?」
流石福沢くん。本題があるのもわかってる
「実はポートマフィア辞めてきたんだよね
後2年は大人しくしてなきゃなんだけど、その後は探偵社入ろうと思ってて。
一応伝えておこうかなと」
「承知した。待っている」
「はーい
じゃ、これでも一応姿隠してる身だから行くね
また!」
「あぁ」
これで福沢くんに報告もクリア
、、、チラホラと怪しい人増えてきたし
怪しまれる前にホテル戻ろうかな。
一応髪切ったけど髪色そのままだし
甘味はまた今度食べよ
そのままホテルを転々としたり、
身を隠したり、甘味とか楽しんだりしてたら
2年が経っていた。
正直約100年生きてる僕にとって2年は秒だったな
さて、ここからどう探偵社に拾われようか
直接赴くとちょっと色々めんどくなりそうだし、、、
、、、しかも探偵社ってあの名探偵くんいるんだよなぁ、、、
僕に欺けるのか、、、?
、、、よし、キャラも変えよう
空気も完全に変えよう
どうせ名前も本名だしいいタイミングでしょ
そう思いながら僕は街を歩いていた。
ふと、川に目を向けるとそこには足があった
、、、足?、、、人?
そう判断すると直ぐに、いやちょっと迷って
僕も川に飛び込んだ
引き上げて顔を見るとびっくり
川を流れていたのは太宰くんだった、、、
反射で呆れそうになったが耐えた
今の僕は太宰くんとは初対面だ
知らないふりをした
その後は国木田さんという人と会ったり
ご飯を奢ってもらったりした
びっくりしたのは僕が噂になっていたこと
周りの状況を確認するために月下獣を召喚していたのが何故か噂になっていた
、、、僕は、異能も知らないふりをした
その後なんやかんやあって無事探偵社入社
今のところ太宰くんにも名探偵くん、、、乱歩さんにもバレていないようだ。
この前会った龍くんも、元気に、、、元気に?
してるみたいだし
このまま平穏に暮らして行きたいと僕は祈っていた
ーーー僕の考えが音を立てて崩れるまで
ーーーーーーーーーーーーーーー後数ヶ月
この後は本編に繋がるみたいな感じで
一旦番外編は終わりにします
猟犬は気が向いたら書きます
あんま詳しくないから書かないかも
本編全話リニューアルはいつかしたい
こっちの書き方がいい
まぁまた気が向いたら浮上するのでお楽しみに!
#二次創作
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