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いかりと変人が部屋に戻ってきた。
(はぁーーー。全然困らすことができなかった。いや。まぁ困らせているか…。)
そう変人が思っているといかりが声をかけてきた。
「なぁ。お腹空いたからなんか作れよ。」
(あっ。そうだ!)
変人がニヤリと笑った。
「仕方ないな~。いかりくんってば食いしん坊なんだから( ^∀^)」
そう変人が言うといかりが少し頬を赤らめて言った。
「うるせぇ…。」
「あれぇ。いかりくんなんか頬赤くない?w」
「怒ってるだけだよ💢」
(本当は照れてるくせにw)
「はぁーーーい。」
そう言って変人が作り出した。
(どんなものを作ろうかな?まず紅茶をいれなくちゃ。いかりくんすぐイライラするから。)
変人が紅茶を入れて、机に置いた。
「今作っているのでもうしばらくお待ちを…。」
「あっ。うん…。」
(ふふん。ぼくのこの料理人能力にびびったか。)
そんな自意識過剰をして次々に作っていった。
20分後
(次は何作ろう?この余った豚の頭と魚でなんか作れないかな?)
そう変人が考えていると変人がひらめいたような顔をした。
(そうだ!いかりくんをびびらせてやる(*・`o´・*))
そして豚の両目に魚をぶっさした。
机に肉とワインとサラダと豚の頭を置いた。
(ふふん。どうだっ!)
いかりが口を開いた。
「早いな…。あとこんなに食べれるのかわかんないし。てかこれなんだ?」
いかりが豚の頭を指差した。
(うーーーん…。あんまりびびってないか…。失敗。🥺)
「まぁ。芸術は爆発って言うでしょ。いいから早く食べよう。僕も食べるからこの量で大丈夫だよ。」
「ふ、ふーーん…。」
いかりと乾杯をした。
「作ってくれてありがとうね。」
(へ?あのいかりくんが素直になってる…。どこか頭でもぶつけたんじゃ…。)
そう心配していかりの目を覗き込んだ。
(これはマジの目だ。)
そう思って変人は口を開いた。
「何言ってんの?僕はきみが全てなんだから。いつまでも朽ちるまで踊ってあげる。」
「うん。期待してる。」
そう言っていかりと変人がニヤリと笑った。