TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
冬季限定。短編集

一覧ページ

「冬季限定。短編集」のメインビジュアル

冬季限定。短編集

15 - 15【こたつに潜む魔物】

♥

302

2024年12月20日

シェアするシェアする
報告する

「湊さんっ!こたつで寝たらだめだって何度言えばわかるんですかっ」

「ちょっとくらいいいだろ…」

「だめですよ風邪ひきます。じゃなくてもアンタは風邪ひきやすいんですから」

「……はぁぁ………だめだ……」

「どうしたんですか?」

「シン………」

「……はい」

「こたつには、魔物が住んでいるんだわ……」

「ゴクッ………魔物…ですか…?」

「そう…魔物…」

「それは……怖いですね………」

「襲われたら最後なんだわ…」

「そいつは……一体……」

「睡魔を誘う魔物」

「………………」

「……なんだよっ。その目はっ!」

「くだらなすぎて笑えません」

「すっげーこぇんだぞ。襲ってくんだからなっ」

「はいはい。子どもの言い訳みたいな事言ってないで、早くベッドで寝てください」

「嘘だと思うなら、シン。お前も入って横になってみろよ」

「横に…?」

「そう。横に」

「寝ても…?」

「…ん?」

「お邪魔します」

「いや…違う。俺の横じゃなくて…」

「本当だ…俺は睡魔じゃなくて湊晃って言う魔物に襲われました」

「…俺は襲ってねぇけどな」

「怖すぎます」

「だから…俺は襲わねぇって」

「離れたくなくなります」

「くっつき過ぎなんだよ…ばか……」



【あとがき】

冬はイチャイチャが良いですよね〜♪

ただそれが書きたかっただけのお話でした😁


loading

この作品はいかがでしたか?

302

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚