テラーノベル
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97
8
#オリキャラ
みたらし団子@イラコン開催
18,368
#PB
トールサイズのあじふらい
292
【ワンク】
• 不穏もどき
• ソ連×ポーランド要素有
• 無駄に長いので時間があるときに見てね
【それでもいいかたのみGO!】
地雷さんさようなら
ー=時代切り替え
_=人物切り替え
大きくて、優しくて…でも冷たい貴方の手が……
【ボルスカを”依存”させる】
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カレンダーを見つめる。
[10月6日]
そんな日付を見てはボルスカは溜息をつく。
『もう…あの出来事から87年前、かぁ…⋯』
ボルスカがそんな事を呟いていると玄関から音がする。
[キィ……ガチャ…]
「邪魔するぞ~」
この声…それにこの酒の匂い……。
『ソビエト!?』
ボルスカは驚いた声でそう叫ぶ。
「んだよ…うるっせぇな……」
ウォッカ瓶片手にソビエトは面倒そうにこちらを見ている。
『毎回の如く不法侵入してこないでよ…』
ソビエトは毎年この日になると絶対ボルスカの家に勝手に来る。
まあいつでも家に来ては居座るんだけどね。
『ちょっと、ボルスカの話聞いてる?』
どかどかこちらへ歩いて来ればボルスカの隣りに座る。
『ちょっと…酒臭いんだけど!』
ボルスカは顔を顰めながらソビエトを睨みつける。
「その目はなんだよぉ…?」
ボルスカの肩に腕を回してきた。
本当に臭い。
離れてくれないかなって毎回思う。
『ねえ、痛いんだけど…、』
ソビエトはボルスカを自分側へ寄せている。
硬くて、筋肉の付いた腕、硬くて…でも少し柔らかい大胸筋……
骨ばっているところもあるせいか…少し痛い。
しかも力も強くて…それも相まって凄く痛い。
「痛いだ~?分割の時よりはましだろぉ?」
ボルスカはソレを聞いて背筋が凍った。
『あ、え…っと……、』
ボルスカは頭が真っ白になり言葉が詰まる。
分割…あの辛さに比べれば…てか比べ物にならないぐらいあっちのほうが痛い。
そうに決まってる。
国民がたくさん死んで…
皆が苦しんで…
ボルスカだって辛くて……
でも…でも……
嗚呼…気持ち悪い、
この上なく気持ち悪い。
ソビエトの言葉一つでこんなになってしまうなんて…。
でも、今のボルスカはあの時とは違う……違うはずなんだ…。
『ッ本当にやめて!』
ボルスカがそう言うとソビエトは驚いたような顔をして腕をどけた。
ボルスカがこんな事言うなんて夢にも思っていなかったのだろう。
「へ…?」
あの時のソビエトは、普段しないような面白くて、滑稽な顔をしていたな…。
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……
Яは無性に苛ついている。
だって、Яに歯向かっていい身分ではない分割野郎…ではなくてポーランドが歯向かってきたのだから。
またあの時みたいに支配されたいのか?
そうなんだろうな。
こんな事をするということは。
そして、Яはゆっくり口を開く。
『Яに歯向かうなんていいご身分だなぁ…ポーランドさんよぉ、?』
Яは少々圧をかけながらそう言い、ポーランドの包帯まみれの左腕をでかいЯの右手でぎゅっと強く…逃げられないように掴む。
ポーランドは目を細め痛そうに顔を歪める。
Яの力が強いせいかポーランドの細い左腕は[ギギギ…ッ]と小さく音を立てる。
ポーランドは必死に抵抗をする。
そんな抵抗…無意味に等しいというのにな……。
「やめッやめて…ッ謝るから⋯、!ごめんなさい、お願いだからやめて…ッボルスカの腕折れちゃう⋯折れちゃうから……ッ」
ポーランドは必死に抵抗してそう涙目で訴えていたな…
面白いと思いソレを見つめていたら、唐突にポーランドの腕から鈍く、嫌な音がした。
[ボキッグチャァ…]
力の加減を間違えて、折ってしまったようだ。
そのうえ、折れた骨が薄い肉を貫通し、皮を破り…はみ出している。
そのせいで、Яの手袋も血がついている。
『あ~あ…Яの手袋が……』
ポーランドなんかどうでも良さげにЯが自身の右手を見つめているとポーランド煩く鳴いた。
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
『ッ…』
あまりの煩さにЯは耳を閉じた。
「ボル…ッボルスカの左手が……ッ!?」
ポーランドは絶望のあまり涙を流し…恐怖のあまりか……失禁していた。
その惨めで可哀想な姿に…Яは心を打たれた。
(もっと…もっとグチャグチャに壊してЯだけのものにしたい…)
ソレが本心なのか…それとも、違うのか、今のЯには分からない…。
でも、いつの間にか空になったウォッカ瓶を割って…きらりと光る破片でポーランドの四肢を破壊していた。
その間にポーランドがどのぐらい叫んでいたかはわからない。
でも、疲れ切ったように肩で息をして、ずぅっと[かひゅ…ッかひゅ……]と苦しげにしていたな。
グチャグチャになったポーランドの四肢を見て、Яは優しいから止血をした。
まあ、多分もう使えはしないだろう。
その可愛らしい姿を見てЯはニヤついた。
そしてこう、一言呟いた。
【もう、Яにお世話してもらわないと生きていけないな⋯♡】
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気持ち悪い。
あいつが唐突にボルスカの腕を掴めば折って、使えなくした。
しかも、四肢もグチャグチャにされた。
どんだけ泣いて叫んでも、あいつの耳には届いていない。
あいつがこんなことにしたのに、なのに…
あんな気持ち悪いことを言った。
吐気がしたし嫌だった。でも逆らえない。こんな姿で逆らえるはずもない。
だが、止血してもらえただけ良かった。
されてなければ死んでいたかもしれない。
認めたくはないがボルスカは小国だし、弱いし…。
『助…けて……ウクライナ…ッ』
ボルスカがそう呟くとソビエトは不満げに、そして高圧的に[は…?]と呟いた。
ボルスカの記憶はソコからない。
________________________________
END
()
最後らへん飽きて雑だああああああ
コメント
3件
うわあ…重い…。でも、すごく引き込まれた。ソビエトとボルスカの力関係が「分割」という一言で一瞬で浮き彫りになる冒頭、もうゾッとしたよ。支配と依存の歪な関係を、暴力と「お世話」という真逆の行為で表現してるところが秀逸。誰にも助けを求められない閉塞感がじわじわ来る…続きがすごく気になる。