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こんにちは!
先輩と結ばれた瞬間に『生贄』として手帳に吸い込まれ、
なぜか寿命の心配がゼロの異世界にバカンスに来ちゃった雪ですw・・・って、笑えないよぉおおお!!
痛タタタ・・・
手帳に吸い込まれて、大きな尻もちをついて出てきたところはどこまでも沈まない夕日が広がる、黄金色の世界。
自分の手を見ると、あんなに透けて消えそうだった私の輪郭が、今は驚くほどはっきりと、力強くそこに存在していた。
雪「透けてない。胸も、苦しくない。ここなら、私、死ななくて済む・・・!!!?」
「寿命」という呪縛から解き放たれた安らぎ。
やったー!!!もう、寿命の心配はないし、変な神様(桜)に襲われもしないし!!
やっと花の高校生活ねー!!!
でも・・・
ここには先輩がいない。怒鳴ってくれる結希くんも、お茶を啜る櫻ちゃんもいない。
雪「・・・やっぱ、寂しいなあ・・・」
??「・・・君も、詩に『燃料』として連れてこられたんだね」
本棚の影から現れたのは、淡い光を纏った一人の少年だった。
詩ちゃんが百年間、その手帳の中に閉じ込めてまで守り抜こうとした、彼女の「願い」そのもの。
少年「ここは、詩が作った『終わらない放課後』だよ。君の魂の力があれば、僕たちはここで永遠に消えずにいられる。・・・でもね、外の世界の時間は、もう二度と動かないんだ」
嘘でしょ、これ、私が一番望んでいた『寿命のないハッピーエンド』なの・・・!?
もう、これじゃただの友だちがいなくて引きこもるあの根暗陰キャと一緒じゃない!