テラーノベル
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レグside
さっきから倒して回っていたが、どうやら俺の強さに気づいたようで。なかなか俺から見つけられない。流石にこれは……と思ったが。ひとり、見たことあるやつに出会う。そう、俺の産みの母の夫……。俺は怒りが湧いてきたが。ふっ……と押えた。流石にこいつは伝達役だろう。この男のことだ、すぐわかる。俺を捨てようと言った張本人……。
レグ「おい」
レジア「あ?」
俺は怒りが湧いている中、怒りを押えて話しかける。こいつ……俺のことを覚えてるのか?妹……俺の妹は能力があった……こいつらになにかされてないのか?怒りがふつふつと煮えたぎる中、出てきた言葉は。
レジア「あー、カナデな」
レジア「神にしちまったよ。そしたら毎月使いきれねぇほどの金が入るんだ。」
レグ「フッ」
俺のどこかでブチブチブチと鈍い音で何かが切れて行く音がした。姉も能力があり、神にされたが。過労死で4んだ。俺は邪神になったからまだ緩いんだ。そしてこの世界に邪神なんてそもそも存在していなかった。だから院長先生はそういう存在を作った。聖神とは对なる存在を。妹が過労死する前に、俺が妹を助ける。レリィごめん。俺……キレてしまいそうだっ……!
レリィside
咲から、レグが危ないと聞いた。まさか、父さんが???さすがにまずい。レグは父さんに対してはキレやすい、自分では対処できない。あの子自身それは分かっている。見えた!まだふんばってくれている!
レリィ「レグーーーーー!!!」
レグside
レリィ「レグーーーーー!!!」
レリィの声だ。まだ気を抜くな。今にも魔弾を出してしまいそうなのだから。
レジア「あ?レグ?」
俺は名前を偽っている。だからそうそうバレることも無いはずだ。バレないはず……だよなぁ???
レジア「ここに来ればレイに会えると思ったんだがな、気のせいか???」
俺に会いたがってた?どういう風の吹き回しだ?俺はこいつに会いたくなかった。今もこれからもだ。俺はレリィに押された。レリィの長く結った髪の毛が解ける。俺はレリィに自分の髪ゴムを渡す。俺髪の毛が地面に着いた。いつもは邪魔だからと団子にしていたが。今はこいつを倒したい。髪ゴムなんて気にしていられないから最初から取っ払った。
レグ「俺の名前はレグ……本名は」
レイだ
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