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コメント
4件
色が見えるってすごくエモいですね! 相手に感情が丸わかりになってるの可愛すぎる🤭 このお話とても好きです!!番外編とても最高すぎます!ありがとうございます!!
今日のjpは、様子がおかしい。
やたら距離が近い。
「……なぁ、ya」
「ん?」
「ちょっと来て」
腕を引かれて、人気のない階段踊り場へ。
その時点で、jpの色がうるさい。
「赤すぎ」
「黙れ…っ」
即答。
でも今日は、赤の中に妙な決意の色が混ざってる。
「この前さ」
壁に軽く手をついて、俺を逃げ場のない位置に立たせる。
「お前、俺にキスしようとして来たよね?」
「そうだな」
「……だから」
ぐっと顔が近づく。
え、まさか。
「今日は、俺からいく」
言い切った。
言い切ったけど。
色が爆発してる。
赤。
真っ赤。
しかも震えてる。
「jp」
「。…」
「震えてる」
「震えてない…」
声がちょっと裏返った。
近い。
呼吸が触れそう。
俺は動かない。
わざと、動かない。
「……っ」
jpが、ぐっと俺に近く
唇が、あと少しで触れそうな距離。
――止まる。
数秒。
沈黙。
そして。
「……やっぱり、…無理」
小さく呟いて、顔を逸らした。
真っ赤。
「……は?」
「近いんだよお前」
「近づいてきたのそっちだろ」
「分かってる~!」
壁に額をぶつけそうな勢いで俯く。
赤の中に、羞恥のピンクがぐるぐる混ざってる。
「なんで平気なんだよ……」
ぼそっと。
「平気じゃないけど?」
「え?そうなの?」
「でも、お前の方が平気じゃなさそう」
そう言うと、
さらに赤が濃くなる。
「……最悪」
「ドッキリのつもりだった?」
少し笑いながら聞く。
「……ちょっと」
「成功してないな」
「うるせぇ」
そう言いながらも、
袖を掴んで離さない。
逃げたいのか、逃げたくないのか分からない色。
「jp」
「……なに」
顔を上げた瞬間。
今度は俺から距離を詰める。
「!」
さっきより近い。
「仕掛けるなら、最後までやれよ」
「……っ」
完全に固まった。
目が泳ぐ。
赤が限界まで濃くなる。
「……やだ」
小声。
結局、最後は俺が軽く額にキスを落とした。
「!!?」
声にならない悲鳴。
「今日はこれで勘弁してやる」
「……っ、お前ほんと」
言葉が続かない。
色は真っ赤のまま。
でもその中心は、
すごくあたたかい色だった。
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