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僕達はその子に一斉に目を向けた。「あっ、えと、誰かの保護者だったりします?」三人で顔を合わせ、シロコが「違う。」と答えた。そして僕がここは何処か、また君は誰かを尋ねると、「ぼ、僕ですか。僕は杉琴歌澄です。そしてここは皆京郷合併大門学校です。」「かいけい…何?」「皆京郷合併大門学校。」僕はシッテムの箱を開きアロナにその学校について調べてもらうと、意外な答えが返ってきた。「調べています。少々お待ちください…はい!答えが出ました!皆京郷合併大門学校とは、架空の学校、という結果となりました。」架空?でも実際、今歌澄が言っていたはず。「歌澄〜!帰るよ〜!」という元気な声と共に2本斜めにメッシュが入っている女子が来た。「歌澄、この人たち誰?」「え?えーとね…」困っている(?)ので僕から自己紹介をする事にした。「僕は先生。先生って言ってもこの2人の先生だけどね。」「ん、私はアビドス高等学校2年、砂狼シロコ。」「私はアビドス高等学校3年生、小鳥遊ホシノだよ〜。」「へぇー」凄く関心無さそうな返事が女子の方からして来たが、歌澄はその女子の紹介もした。「こいつは米花純恋っていうんだ。」
僕達三人は学校から去り、前聞いた情報屋という所に行くことにした。情報屋に向かっている途中、ホシノが凄い眠そうにしていて、今日は路上で眠る事にした。路上、っていっても僕が持ってきたタオルを下に敷いて座って眠る、という感じだった。背が一番低いホシノを真ん中にして、端は僕とシロコで囲うようにした。