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2、事件
こさめ「おはよ〜」
みんな「おはよ…、」
空気が重い、?どうしたんだろ?
こさめ「え〜…っと、どしたん?」
樹里「こさめくんは、知らないかぁ…」
こさめ「?」
樹里「昨日ね?瑠夏の死体が…、見つかったんだって」
こさめ「…え?」
なんで?、いい子だったのに …
こさめ「嘘…でしょ?」
誰が殺したんだろ。でも、殺したのにも…、それなりの理由があったと思うし…、あんまり攻めれないけど
琉偉「行方不明になって、もう随分と経つけどね…」
琉偉「学校から見つかるなんて…」
樹里「ね…、先生達、殺人犯がこの学校にいるんじゃないかって、血眼になって探してる…」
こさめ「…、先生達は、さ?、知らないのかな…」
琉偉「?、なにを?」
こさめ「学園の七不思議」
全員「…」
琉偉「何を…、根拠に…、?」
こさめ「だって、誰も殺してないでしょ?」
秀「…、大人は信じてないよ」
こさめ「それも、そうだね…、」
教室の扉を開けて先生が入ってきた。
先生「おいっ!瑠夏の話はよせよっ!」
先生「ショックで倒れた子もいるんだ、考えろ」
全員「はーい…、」
先生「じゃあ、授業を始める」
先生「〜〜!〜〜〜〜。〜…!〜〜〜?」
誰なんだろ。やっぱり、七不思議のどれかなんだろうけど…。どれも、人死ぬよな…。絞るには、“いつ”と“なぜ”が必要か。
瑠夏は、いい子で、いじめの噂も一切立っていない。それに加えて、あの子は俺の事も認めてくれた。育ちもお嬢様だろう…、つまりは、2と3、あと4はない。じゃあ、1か、5、そして7。
樹里「起立!」
こさめ「⁉︎」
ガタッ
樹里「これで、一校時の学習を終わります」
全員「ありがとうございました」
気付かなかった…、と言うか、授業聞いてない…。後で、秀の見せて貰おう…。
こさめ「…」
瑠夏って…、いつ居なくなった?、三者面談の時?じゃあ、必然的に…、1番。瑠夏とは、仲も良かったし…、解決してあげたいけど…。
秀「はやく、移動しないと。遅刻するぞ、?次、理科」
こさめ「!、ありがとう…」
秀「はやくしろよ?」
こさめ「うん…、」
秀「…、あんま、引きずんなよ」
こさめ「!…、ありがとう」
こう見ると…、どの子も顔が暗い。それは、そうなんだろうけど。それでも、こんな暗い学校は久しぶり…。居ずらい…。今日は、はやく帰りたいな。
樹里「起立!五校時目の学習を始めます。」
全員「よろしくお願いします」
先生「プリント解いとけ…。3枚配る、ちゃんと綴れよ?」
こさめ「…」
琉偉「はい」
こさめ「ありがとう…」
静か…。今週はこの空気だろうな…。でも、そろそろ慣れないとなぁ…。2年3年は、慣れてるのに…。もう、日常茶飯事なんだろうけど…。でも、ショックな子はショックだろうなぁ…。
琉偉「こさめ、?」
こさめ「ん、?」
琉偉「ここっ、教えてちょ?」
こさめ「いいよ〜…、」
はぁ…、今日が長い。1秒1秒が、とても長く感じる。背中に何かが乗っているような重さを感じる。いつも楽しい授業が…、楽しくない。先生も、喋らないし…。
こさめ「はぁ、はやく終わって欲しい」
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?「うん、瑠夏はやっぱり適任じゃなかった。」
華奈「……、ねぇ」
?「どうしたの、?」
華奈「…、何もない」
?「そう?…、変なこと考えないでよ?」
華奈「うん…」
?「君まで、殺さなきゃいけなくなる」
華奈「…」
華奈「…そうだよね!ごめんね、?もう、みんなと離れたくないもんね。」
?「…ありがとう、優しい子だよ。華奈は。」