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#ゆり組
mg.side
仕事から帰ってきて、ソファに座る。
隣には、肩が振れるくらいには近いあべちゃん。
さっきまで、家に帰ってからすぐ抱きしめたりキスしたりしてたけど、こうして何もない時間になると少しだけ照れ臭い。
コーヒーを一口飲んだ阿部ちゃんが美味しい、と小さく笑う。
あまりにも可愛くてその横顔をじっと見つめていると、視線に気づいたのか首を傾げた。
ab「…..なに?」
「かわいい」
ab「またそれ?」
うん、と即答すると、阿部ちゃんは困ったように笑う。
ab「今日は褒めすぎ。ずっと撮影中も褒めてくれてたよね」
「だって本当のことじゃん」
「今つけてるメガネもかわいいし」
ab「えぇ。 」
「前髪もかわいい。」
ab「それはいつもでしょ。」
「スウェットもかわいい。」
ab「服まで?」
「全部かわいい。」
畳みかけるように言えば、あべちゃんは耳を赤くして笑いながらクッションを俺の方へ押しつけてきた。
ab「もう、うるさい。」
「え。」
ぽす、と胸に当たったクッションを抱えたまま笑う。
「かわいいって言っただけ。」
ab「言いすぎなの。」
「じゃあ。」
少し間を空けて。
「好き。」
ab「……。」
「大好き。」
ab「……。」
「愛おしい。」
ab「ちょ、ちょっと待って。」
顔を隠すようにあべちゃんはクッションを抱きしめる。
耳だけ真っ赤になっていて、全然隠せていない。
「照れてる。」
ab「照れるよ!」
「なんで?」
ab「なんでって……そんなに真っすぐ言われたら普通照れるでしょ。」
その反応が可愛すぎて、思わず笑ってしまう。
「ごめん。」
ab「絶対思ってない。」
「うん。」
ab「ほら!!」
くすくす笑う俺に、あべちゃんはまたクッションを投げてくる。
今度は軽く避けると、そのまま腕を伸ばしてあべちゃんの手首をつかんだ。
「捕まえた。」
ab「え、ちょっ。」
そのまま軽く引き寄せれば、あべちゃんは「わっ」と声を上げながら俺の隣へ倒れ込んでくる。
「ふふ。」
ab「笑ってる……。」
「だって。」
目の前に、あべちゃんがいる。
近い、 近すぎる。
「近くで見てもかわいい。」
ab「もう!」
肩をぽかっと軽く叩かれる。
全然痛くない。
むしろ甘えるみたいな力加減。
「そんな叩き方じゃ痛くない。」
ab「痛くしようとしてないもん。」
「知ってる。」
その手をそのまま包み込む。
指先を絡めると、あべちゃんは少しだけ力を返してくれた。
「手、小さい。」
ab「めめが大きいの。」
「うん。」
親指で手の甲をなでる。
あべちゃんは少しくすぐったそうに笑って、指をきゅっと絡め直した。
ab「なんか今日のめめ、犬みたい。」
「犬?」
ab「好き好きってずっとくっついてくる大型犬。」
「大型犬。」
「……否定できない。」
思わず笑えば、あべちゃんも「あはは」と声を上げる。
その笑い声が聞きたくて、もう一度ぎゅっと抱き寄せた。
ab「またー。」
「充電。」
ab「充電?」
「うん。」
肩へ額をこつんと預ける。
「あと五分。」
ab「五分で足りる?」
「……十分。」
ab「伸びた。」
「二十分。」
ab「めめってさぁ…、撫でられるの好きだよね」
「……好き。」
「特にあべちゃん。」
ab「知ってる。」
「もっと。」
ab「え?」
「もっと撫でて。」
珍しく素直にお願いすると、あべちゃんは少し照れながらも「はいはい」と笑って、前髪をそっと整えるように何度も頭を撫でてくれた。
心地よくて、思わず目を閉じる。
ab「そんなに気持ちいい?」
「うん……。」
「世界一。」
ab「大げさ。」
「ほんと。」
安心しきって体を預ける俺を見て、あべちゃんは優しく笑う。
ab「今日は俺がめめを甘やかす日だね。」
「……うん。」
「いっぱい甘やかして。」
ab「ふふ、いいよ。」
その返事が嬉しくて、もう一度ぎゅっと抱きしめる。
ab「めめ、苦しいって。」
「やだ。」
ab「えぇ?」
「離したくない。」
あまりにも真っすぐな言葉に、あべちゃんは一瞬だけ照れたように目を伏せる。
それでも、逃げることはせず。
俺の背中へそっと腕を回して、小さく笑った。
ab「じゃあ今日は。」
「うん?」
ab「俺も離れない。」
その言葉に思わず頬が緩む。
「約束。」
ab「約束。」
指切りの代わりに小指を絡めると、そのまま二人で笑い合った。
Fin
コメント
7件
尊い🤦♀️💓 めめあべさんー!早く付き合ってください?! 甘えん坊めめ可愛い(๑♡∀♡๑)
尊すぎる🖤💚 デレデレの🖤がかわいい🥰

🥰🥰🥰🥰最高 大好きダダ漏れ大型犬 照れまくり少ししたら手名付けてる感じ 良い事のない毎日に癒されました♪ 有り難う御座います♪