そう言われた途端羞恥心からなのかわからないが更に赤面してしまう。
それを肯定と取ったのか田丸は笑いながら更に続けた。
「そんなん穿いてくんなんて俺に抱かれるって期待しとったんとちゃうか?」
そう言って指先で際どい所を撫でられれば自然と変な気分になってしまう。
「ちょっ、ま、まじでやめろ…っ!これは別にそんなんじゃ…っ」
そしていつの間にかベルトを外されていたことに気付いた時には既に遅く
ズボンも下着ごと脱がされてしまっていたのだ。
「ヘー。興奮してるんや?」
露になった俺のモノを見た瞬間、興奮したような声を出す田丸。
「お、男に触られて興奮するわけねーじゃん…」
そう強がってみせても田丸は楽しげに笑うだけだ。
「嘘が下手やなぁ」
「嘘じゃねーし!」
「へえ…ここは正直みたいやけど?」
そう言って先端を指先でつついてくる
「ひっ!」
俺は慌てて足を閉じようとしたがそれよりも早く足の間に割り込まれてしまい、完全に動きを封じられてしまった。
それどころか両足を持ち上げられて所謂
M字開脚状態になってしまい
税部まで丸見えになる体制になってしまった
「うわ……すご……もうヒクヒクしてんで?そない欲しかったんか」
そう言われてカッと顔が熱くなるのを感じた
違うと言おうとすると
急に田丸は俺から離れたかと思えば
配信の準備をしだして、俺は困惑した
「っおい…なにして……?」
田丸はパソコンとUSBマイクの調整を終え、俺の方をみて
「今から配信始めるから、声我慢せえよ?」
と微笑みかけてきた。
冗談じゃない
「お、おい嘘だろ?」
なんでわざわざ脱がした?
これから俺になにかするのか……?
そう思ったのも束の間
俺の手を無理やり引っ張ってワイシャツ紐パンの状態の俺を自分の前に座らせると
配信ボタンをONにして
セリフを、いつものように台本を読み始めた。
◆◇◆◇
数分後⋯
『後輩くん、いっつも女ばっか抱いとるくせに、男にイかされそうなる気分はどうや?』
───チュ……チュポ…。
指がローションをすくい、ぬるんとした音が響く。
「ん~?やめてほしいんか?…….じゃあなんで、ここ、濡れてんの」
───くちゅ……くちゅ……ぴちゃ…
音量は抑えられつつも、徐々に粘りつくような音へと変わっていく。
俺の太ももに伝わる冷たい指の感触。
マイクがその音をすべて拾っていると分かっているのに、腰が引けない。
耳に田丸の舌が再び這い寄る。
「声、我慢してえらいなぁ。せやけど……もっと奥、いじったらどうなるんやろな?」
…くちゅ…ぬちゅ……。
まるで中をなぞるかのような、生々しい水音が響
く。
(台本と…状況が同じすぎて、だめだ、興奮する)
はぁ…はぁ…
マイクに拾われないように声を抑えて肩で息をする
「……ほら、丸聞こえやで? 喘ぎかけてる“喉の奥の音”までな」
瞬間、片方の尻をむぎゅっと握られて
腰を抱き寄せられる布擦れの音。
「せっかくやしな。もうちょい……気持ちええこと、したろか?」
チュプッ……ちゅば……。
耳の穴にキスされる音がする。
想像以上の快感に勃起が止まらないちんこを紐パン
越しに撫でられて。
「…よう頑張っとるなぁ、我慢できて偉いで?」
俺のモノを掴みながら耳元で囁かれて……
シュコシュコと上下に扱かれれば、腰の奥から快感が押し寄せてくる。
必死に両手で口を抑える。が、抑えきれずに涎が指の間から垂れてくる。
涙で視界が歪みながらも「待って」と訴えるように田丸を見上げ、シャツの襟を掴んで止めろと言おうとするも
上下に擦る速度があがっていき、何も儘ならない。
その間もずっとローションの音が続く
クチュ…クチュ…ヌチュ……ズルッ────…クチャ……。
音が重なるたびに腹の奥が熱くなる。
ヌルッ…グチュ……クチュ…。
指の動きが速くなり、俺の耳を這っていた舌が離れ
代わりに熱い吐息が吹きかけられる。
「なぁ…こっちはどうや?」
ツプ…グチュ……。
田丸の指先が俺の中に侵入する音が響く。
───ズルッ…グチュ…。
「お?今ちょっとビクッとしたな?」
───ニュルッ……
指がゆっくりと中を押し広げる。
───グチュ…グチュ……。
音が深くなるたびに身体が熱くなる。
「ふっ……我慢せなあかんで?」
──グチュ…グチュ……ズルッ…グチュ…。
「っ……!!」
喉の奥から声が漏れそうになって慌てて抑えたそのとき
「ほな、そろそろええな」
田丸の声が変わった。
さっきまでのからかうような調子ではなく、本気で”そっち側”に入るときの声。
田丸が俺の腰を抱き寄せた
次の瞬間。
───ズルッ……グチュッ!!
「〜〜〜〜〜っ♡♡♡♡っっ♡♡♡」
奥まで一気に突き上げられ声を抑えるので精一杯だった。
「ッ……!!」
画面に自分の射精した体液が画面やマイク、テーブルに飛び散り
(うそっ、なに…なにこれ……??いま俺…漏ら……した…?)
◆◇◆◇
配信終了後───
俺は肩で息をしていた。
全身が汗ばんでいて心臓がバクバクいっているのがわかる。
すると突然
田丸が俺の顎を掴み、上を向かせると同時に唇を重ねてきた。