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桃赤
赤『いたいっ、やめて…っ、』
小さい声でそう呟く。
それでも飛んでくる拳。
何回されても慣れない痛み。
辛いしか知らない俺。
赤『桃ちゃんっ、!』
桃『ど~した?』
赤『今度お家デートしようよ~!』
桃『いいけど…俺んちはなしな?笑 』
赤『え゙っ…』
桃『…笑、赤の家がい~の』
赤『んぅ…しょうがないなぁ!』
辛い過去なんか忘れられるくらい大好きな人に出会った。
かっこよくて、綺麗で心の底から大好きな人。
桃『おじゃましま~す』
赤『どうぞ~っ!』
ちゃんと楽しく生きられていた。
だけど
赤『…、あの…、 』
桃『ん、?』
赤『…ごめん、っ…』
『ぅ…、っ 』
桃『どうした、?』
赤『俺、幸せになるのが怖い…っ』
こんなに幸せなのに…その幸せに慣れなくて、
桃くんといると桃くんがおかしいんじゃないかって思ってしまう。
俺の普通は殴られる日々だったから。
そんな日々は普通じゃないってわかってるのに、優しくされるたびに怖いと思ってしまう。
桃『…、そっか…』
『じゃあ1回カウンセリング受けてみようよ、』
赤『え、? 』
桃『もし大丈夫だって思えたら、また俺のところに来て。』
赤『…ぅ…うん…』
桃『待ってる。』
ぼつです😖