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うわぁ!!!めちゃくちゃ続きが気になる!!!私バカだからあんまり詳しくは理解できないけど…小説内容が神ってことはわかった!!!
st side
mk「契約…?」
片眉をピクリと動かしこちらを見つめる。
st「はい、契約です。
私と“貴方が”この地獄から抜け出す
“同盟”となる為の契約ー 」
mk「…っ!」
貴方がやっとこちらを真っ直ぐ見つめ
口を開いた。
きっと返事は______
mk「待て…契約の内容をよく聞いてもいないのにそれに同意する阿呆はいないだろ」
st「、勢いで同意してくれると思ったのに…」
(案外頭は悪くない…)
腐っても右京家の次男坊な訳だし教育は行き届いているわけだね、これは同情で誘うのは無理な話だったかな……
st「…契約内容はいたって簡素なものですよ、私と“貴方”が一緒にこの家から逃げ出すために協力する、その関係を作るための契約ーそれだけのことです。」
mk「…逃げ出すなんて言っても俺たちにできることなんて、何も…」
st「mktさん、これから私の話すことは全部そうかもしれない“憶測”です。」
mk「…?憶測、」
st「はい、でもそれは私と貴方がこの家と縁を切るための作戦の一筋の光なんです。
mktさんは絵鳩財団の“黒い噂”について聞いたことがありますでしょうか?」
mk「…黒い噂?」
st「はい、私も父と話す誰かの話声をたまたま聞いただけなので定かではないのですが…
私の父、絵鳩財団は薬を売り払って悪どいことをしている人達と強い関係を持っているらしいのです…」
あれは本当にたまたまだった、
だけどしっかりとこの耳で聞いた“事実”だ。
mk「なるほど…その薬についての事を世に知らせば絵鳩財団は潰れる、今の時代に大きな会社が潰れれば家は大混乱を起こす、」
st「はい、その混乱に乗じて人の1人2人逃げ、そして知らぬ間に消えていてもおかしくはないでしょう。」
mk「…でも、そんな事をしたら貴方の弟…次期党首があまりにも可哀想なことになる!」
st「弟…?あぁ!あの子は大丈夫です、
私よりしっかりしていますから、この家の悪い話を話したら父に隠れて小企業を立ち上げたそうです。なんでもこれが本当にやりたいことだそうで…楽しそうにしてます」
mktさんと関わりがあったんだ…
mk「会社を、たてる…!?すごいですね。
でも、それが分かってなんだか安心しました」
st「はい、なるべくあの子には迷惑かけたくないので。」
mk「……仲が、いいんですね」
st「…?」
どうしたのかな、?
辛そう…?でも、右京家の兄弟仲は良好だって聞いたことがあったけど___
mk「スミレさん、」
貴方ではなく名前を呼んで、
言い淀んでいた言葉を吐くように
一息、mktさんが口を開く。
st「…は、はい!」
mk「契約のことですが…その契約_____」
つづきます。
とっても遅れてしまってごめんなさい💦
私きっと連載向いてないわ…
あと、いきなり話が始まるように書いてみたのですがどうでしょうか?
ワンクッションを今までは置かないと…!!
って思っていたんですが
「これ連載だしみんな続けて読むだろうからいいかなぁ…」と思い変えてみました…
嫌なら是非ご意見ください!