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プリン戦争:知能とカロリーのはざまで

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プリン戦争:知能とカロリーのはざまで

1 - プリン戦争:知能とカロリーのはざまで

2025年05月16日

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ある日、冷蔵庫にプリンが1個だけ入ってた。俺のじゃない。たぶん家族の誰かのやつ。


でも、

ふたをよーく見るとこう書いてあった。


「た・べ・る・な」


……食べるなって書いてあると食べたくなるのが人間というもの。



で、俺はあらゆる言い訳を自分に用意した。

 • 「プリンって腐るの早いからな」

 • 「逆に俺が食べてあげることで救われるかも」

 • 「“食べるな”って書いてるけど、“食べるな”と書くことで“食べて”って言ってるのでは?」


自分の中の屁理屈王が目覚めた。



でも罪悪感はある。だから俺は考えた。


「……食べてから、もう1個買って同じ場所に戻せばいいんじゃね?」


しかも!


「バレないように、元のプリンよりほんのちょっとだけ高いプリンにして“誠意”も見せよう」


とんでもない善人ヅラで、

俺はコンビニに走った。



で、食べた。買った。置いた。完璧。

罪悪感ゼロ!

“正義のプリン泥棒”、誕生。



でも翌日…


冷蔵庫のそのプリンに、

新しく書き足されてた。


「お前が買い直してるの、知ってるぞ。食べていいよ。」


……なんで俺より先に、向こうが一枚上手なんだよ。

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