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「甘え上手な君」
瑞 「おーい、こさが寂しい思いしてるよ~」
赫 「なにそれ笑」
かまってと言わんばかりの言葉。
きっと退屈しているのだろう。
瑞 「こさめの隣空いてるよ?」
赫 「はいはい笑」
ほぼ強制的に隣に座らされる。
瑞 「なんか最近なつくん不足~」
ちょっと怒ってるかと思えば俺の手をこさめの頭の上に乗せられた。
そして上目遣いでこちらを見つめてくる。
まるで子犬のよう。
撫でて
という事だろう。
赫 「うん、いくらでも撫でてやる…笑」
頭を撫でるとにこっと笑い、嬉しそうにする。
完全に体を預けて甘えたモード突入。
赫 「今日甘えたさんなの?」
瑞 「ん~分かんない~…笑」
きっと自覚はある。
こいつには年の差が離れた兄がいる。
そのおかげか見てわかる通り甘えるのは上手だろう。
瑞 「なつくんの体って暖かい…」
そう言いながら撫でていない方の手を触り始めた。
そして手と手をがっちゃんこ、所謂恋人繋ぎ状態。
瑞 「ん…笑 これで恋人って感じだね 」
赫 「とっくに恋人だけどな~笑」
こういう風に甘えてくることは別に珍しくない。
嫌じゃないしなんなら可愛くて大好き。
けれど甘えてくる度に 俺の愛が足りないのか 伝わっていないのか
と不安になる。
赫 「なーこさめ、」
彡 「俺がこさめのこと好きって気持ち、ちゃんと伝わってる?」
聞くと少し迷ったような顔をした。
瑞 「ん~……」
彡 「ちょびっとだけ足りないかも、?」
赫 「ん、そっかぁ…」
瑞 「…まぁ、嘘だけどね笑」
赫 「は、なんだよ笑」
瑞 「めっちゃ伝わってるよ?」
彡 「大事にされてるな~ってめっちゃ感じる!笑」
赫 「…笑 よかった、」
安心したのも束の間、なにか言いたげだ。
瑞 「でも…」
彡 「もうちょっとこさめのこといいこいいこしてくれてもいいんだよ?」
赫 「寂しい時ある?」
瑞 「うん、」
赫 「…ごめんな、」
寂しい思いをさせていたことには変わりない。
俺はこさめの顎を手に取った。
優しくキスを落とす。
キスをしてみればこさめの顔は真っ赤に染まっていた。
瑞 「ん、ぇ…⸝⸝⸝」
困惑してるこさめを置き去りに強く抱き締めた。
赫 「こさめ、ほんとのこと話してくれてありがと。」
彡 「俺に本音言えて偉いな、笑」
瑞 「…⸝⸝ やった、⸝⸝⸝」
赫 「朝昼晩ずっとハグとキスとよしよししたげるね?」
瑞 「…それはやりすぎ…かも、⸝⸝笑」
赫 「ちょっと重いぐらいが好きでしょ?」
無言は肯定。
口角の上がった顔を隠すように下を向いてしまった。
本当に分かりやすい。
赫 「大好きだよ。」
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