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アヤックス(7歳くらい)×モラクスです。
※アヤックスが璃月にいる
色々捏造しまくってるので気を付けてね!
「せんせい、せんせい、!」
いつもの様に山の上で景色を見渡していれば、自身の足元から聞こえる声。
ぴょんぴょんと飛び跳ね、自身の事を呼ぶその姿は何処か可愛らしく、つい頬が緩み掛ける。
「……どうしたんだ、アヤックス。手合わせなら受け付けないが。」
「今日はそんなことじゃないよ!……あのね、きいて。」
首を横に振り、じっ、と真剣な眼差しを向けてくる。
自身も、彼に応えるかの様に見つめた。
「せんせい、俺と結婚して!」
「………ほう?」
ぱっ、と後ろから清心を自身に差し出してくればまさかの求婚。
「せんせい、だめかな……?」
「……ダメだ。まだ早い。」
「え〜っ!!!俺もう子供じゃないよっ!」
「何を言っているんだ。お前はまだ子供だろう。」
「う〜………」
「だが……そうだな、お前が大人になったら考えてやらなくもない。」
「…!ホント、?」
「あぁ、ならば、約束をしよう。」
「うんっ、!指切りげんまん!」
そう、約束を交わした。
……全く、”神”らしくないな。
しかし、それも悪くないと思った。
「鍾離先生。あの時の事…覚えてる?」
「……ははっ、忘れる訳が無い。あの時、契約しただろう。」
「やだなぁ、契約だなんて堅苦しい言い方。……”約束”だ。」
「それはすまなかったな。……今こそ、約束を果たす時か。」
「……うん。」
「……公子殿、好きだ。」