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1番目江戸川乱歩
2番目尾崎紅葉
3番目泉鏡花
4番目太宰治
5番目芥川龍之介
6番目中島敦
「、、まま ?」
目を覚ますその子。
不揃いな前髪と後ろの二つ結びが特徴的なその子は、
静かに云った。
「どこ、 ?」
眼の前に居るのは、目玉。
その顔をまじまじと見て、その子は
「ままじゃない … 。」
と、一言云った。
「ここはどこ ?」
その子はそう問いた。
しかし無言、その為疑問に思い、
「あれ 、 むし ?」
とベッドに寝転びながら首をかしげた。
本当に何も言わないため、起き上がり身体で目玉の何かを押しのける。
そして床に足をつけ、
「しかたない ! ままをさがしにいこ !」
たっと歩き出した。
ベッドを見てから、ふと思い出したように自分の肩を見る。
「そういえば 、 おててどこにいったのかなぁ ?」
まぁいいか、と思ってくるくると周りを見渡す。
見つけたのは出口。
「ここから外に出られそうだけど 、 どうしようかなぁ ?」
▶いく!
▷まだ!
「よし ! いこう !」
真っ暗な方へ向かい、歩き出す。
べた、という気持ち悪い感触にうげ、という反応をし、上を向く。
そこには、真っ白な笑顔の何かが居た。
「え ____ 、、」
グチャ 、 カシャン 、ッ