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続編だぁぁぁぁぁぁあ!!!!最高です!!!おかげで明日も生きていけます!!!!!
ありがとうございますッ、ありがとうございますッ!!! 神!いやもう神以上!!もう、大好きです!ありがとうございます!(3回目) 500♡にしか出来なかったんですが神ですありがとうございます!(4回目)
注意⚠
中太
現パロ
太宰さん受け
誤字脱字多め
口調迷子かもしれない…
地雷さん、苦手な人は回れ右!
僕たちは今年の春に小学六年生になった、中也とは3年生の時まで同じクラスだったが四、五年生では別々のクラスになってしまった、それでも四年生の最初の2ヶ月ではクラスが別でも休み時間に中也が会いに来てくれたから話すことはできたのだけど、後からだんだんと話せなくなっていって、距離ができていった
…まあ、距離を取ったのは
先「ちゃんと自分の新しいクラスを確認してくださいね〜」
先生のそんな声が聞こえた、廊下は騒がしくまわりには新しいクラスを確認する人や中のいい人と同じクラスになれて喜んでる人、逆に別々のクラスになってしまい残念がってる人がいた
中也と僕も新しいクラスを確認するため廊下に貼ってあるクラス表を見た、でも去年も同じクラスだったのだから中也と離れることはないだろう
中「あ、俺、1組だわ」
どうやら中也は僕より先に自分の名前を見つけだしたらしい
中「太宰はどうだよ?ま、どうせ今年も同じクラスなんだろうけどな」
どうやら中也も僕とクラスが離れることは考えていないようだ、別に嫌がっているわけでもなさそうだし
太「そうだね」
そう答えてまた自分の名前を探し始める、中也が1組なら僕の名前もあるはずだ
太「………ない…」
何度探しても1組のクラス表には僕の、太宰治という名前がなかった
中「何がだよ?」
太「名前だよ、1組に僕の名前がない」
中「は?嘘だろ?」
そう言い、中也も1組のクラス表を見始める
中「本当だ…」
やはり中也にも見つけられなかったようだ
太「…やっぱり?なら違うクラスかな」
他のクラスの表を見てみる
太「あ…」
あった、2組のクラス表に
中「あったか?何組だよ?」
太「2組…」
中「…まあ、1組と2組なら隣同士だし休み時間に会いに行けばいいだろ」
太「…うん、」
よかった、クラスは離れちゃうけどこの関係にヒビが入るわけじゃなさそうだし
太「絶対、会いに来てよね」
言ってみると案外恥ずかしい、
中「嗚呼、勿論だ!」
中也は笑って答えてくれた
クラスが発表された日から2ヶ月がたった、クラスが離れても中也は必ず休み時間に会いに来てくれたクラスが離れて距離ができるてしまうかもっと思っていたが考えすぎかもしれない
美「太宰君、ちょっといい?」
突然、同じクラスのモブ美さんに声をかけられた
太「うん…なに?」
美「放課後って時間ある?」
太「…あるけど」
何かよう?と後から付け加えた、要件があるのなら早く言ってほしいのだけど…
美「うん、放課後、話したいことがあって…」
空き教室に来てくれない?そう言われた、
放課後は中也と帰る約束をしているからあまり言いたくはないけど…断ったら面倒くさそうだし、
太「…うん、わかった」
美「ありがとう!」
そう言って手を握られた、…気持ちが悪い、というか中也に謝らないとな今日一緒に帰れないって…あぁ…最悪だ
太「―――――と、言うことで今日一緒に帰れないから」
中「あ、あぁ…というか話したいことってなんだよ?」
太「さあ?何だろうね?」
中「知らないのかよ…告白か?」
…それはない、絶対にもしそうだとしても絶対断るし
太「それは無いよ、中也じゃあるまいし…」
中「…なんで俺なんだよ…」
太「だって中也、度々放課後にお呼ばれされてるじゃないか」
そう、中也は3年生になったと同時に女子から人気が出始めたのだ
太「どうせ告白されてるんでしょ?」
答えなんて聞かなくても、一度気になってこっそり見に行ったことがあるから知ってる
中「…嗚呼、そうだよ」
太「なんで中也なんかが女子から人気なんだろうね」
中「知らねぇよそんなの…」
太「ふ〜ん、というか毎回断ってるの?」
中「当たり前だろ、…俺、好きな奴いるし…」
…え?嘘でしょ?中也好きな人なんていたの!?聞いてないのだけど!
太「へ〜、いつから好きなの?」
中「…俺が転校した時から」
中也が転校した時から!?ということは一目惚れってこと?…もう、絶対に勝ち目なんてないじゃないか…
太「ふ〜ん、そうなんだ…あ、そろそろ休み時間終わるし僕もう行くね!」
中「は?まだまだ時間じゃないじゃねぇかちょっと待てよ!」
僕はそこから逃げるように教室に戻った
ついに放課後だ、このまま中也と帰りたいところだけど空き教室にいかなければ…本当に面倒くさい、というか中也好きな人なんていたのか…ショックで明日学校に行けないかも…
そんなことを考えながら空き教室に向かう
ガララ
空き教室のドアを開けたらモブ美さん…と、その他に女子が何人かいた
美「あ、太宰君ちゃんと来てくれたんだ、よかった」
太「うん、それで話って?」
というかなんでそんなに人がいるの…
美「あ、うん、単刀直入に言うね、太宰くん」
太「は?」
なんなの此奴、人を呼び出しといてそんなこと話すなんて
太「…なんで?」
美「決まってるでしょ?邪魔だから」
邪魔?僕が?なんで…
太「…邪魔?」
美「うん、そう、…休み時間に中也くんのクラスに行っても太宰くんと話してるし邪魔なの、だから話さないで…いや、離れてくれない?」
太「嫌に決まってるでしょ…?なんで君に命令されないといけないの… 」
バチン
太「…」
美「従わなくてもいいよ?そしたらあんたをいじめるだけだし…」
太「…」
体が震えているのがわかる、
美「覚えてるでしょ?1年生のときあんたの事をいじめたの、あの時と同じことになるよ?」
…嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ
太「いや…だ」
美「なら、中也くんから離れて」
太「いやだ!」
美「…」
バチン
美「鬱陶しいのよ!いっつも中也くんの隣りにいて!中也くんが優しいからって調子乗ってんじゃないわよ!」
太「でも、中也は僕の友達で…」
バチンバチン
美「…友達?ふざけんじゃないわよ、中也くんがあんたの事を友達だなんて思ってるわけ無いでしょ?」
…そう、なの?中也、そうなの?でもあの時、僕と友達になってくれるって
太「中也が友達だって…」
美「だ〜か〜ら、そんなの嘘に決まってるでしょ?騙されちゃってバッカみたい」
騙す?中也が僕のことを?そんなわけッ!そんなわけない!でももし、もしも…本当なら
美「ほら、早く中也くんから離れるって言いなさいよ、でないとこれから一生こんなことが続くわよ?」
太「ッ…」
それは、もう嫌だ…痛い思いをするのは…
太「わかッ、た…中也と離れるからッ」
美「最初っからそう言っとけばいいのよ、…じゃあこれからは中也くんと話さないで、中也くんから話しかけられても無視すること…いい?」
太「…はい、」
美「じゃあ明日からよろしくね」
太「…うん…」
中「おい太宰、一緒に学校行こうぜ」
太「…」
スタスタスタ
中「ちょ、おい、待てよ!」
中也に腕を掴まれる、やめてよ…もう…
中「無視すんなよ」
太「…」
中「無視すんなって、なんか話せよ!」
太「うるっさいなぁ!中也に関係ないでしょ?」
中「…そうかもしれねぇけど…」
太「けど?なに?」
中「友達が自分のこと無視したら傷つくだろうがよ…」
太「ッ…!!」
そんな悲しそうな顔しないでよ…
太「いいから離して!」
中「あ…」
太「もう話しかけてこないで!」
中「まっ…」
中也が何かを言うまえに其の場から立ち去った、
ごめん中也、ごめん、弱くてごめんね、僕があんな奴に何されても平気な強い人間だったら君にあんな顔をさせずに済んだのに、本当にごめん
本人に届かない謝罪をしながら僕と中也の関係は途絶えた、…