テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
こんにちは!りすずと申します!!
初投稿なので至らないところもありまくりですが最後まで読んでくださると嬉しいです…!
⚠︎︎attention
※おんおら
※初投稿&初心者
※ご本人様には関係ありません
※学パロ
⟡.──────────── .⟡
「う〜ん…だるい……動きたくないぃ」
5月中旬のある日の放課後、西日の差し込む教室の窓際で、おらふくんは完全に溶けていた。1番後ろの席に完全に突っ伏して、じっとりとした声を零している。
静けさの中、ガラガラと音を立ててドアが開け放たれた。新緑の薫りをのせた爽やかな風が一瞬で教室を満たす。コツコツという足音が響いた。
「……おーらふくんっ」
途端、おらふくんの頬にひやり、冷たい衝撃が走った。
「ひゃぁぁっ!?!?!?なに、冷たっ!!!!」
がばっと顔をあげると、悪戯っぽく笑みを浮かべるおんりーがいた。その手には、水滴が着いた青いラムネの瓶が握られている。
「はい、五月病の清涼剤。これブドウ糖だから頭回るよ」
「え!!これくれるん!?ありがとおんりー!!!」
いーよ、と短く返しながらおんりーは前の席の椅子をおらふくんの方に寄せ、体を横に向けて座った。
カラン、と涼しい音を立て、慣れた手つきで栓を開ける。おんりーがくれたラムネは、胸の中の重たい塊を吹き飛ばすかのように爽やかで、透き通っていた。
おんりーの方に目をやると、開いた窓の外に広がる五月晴れの空を眺めながらラムネの瓶を傾けていた。その深緑の瞳は柔らかな日差しを反射して、まるで瓶の中のビー玉みたいに煌めいている。
「…おんりーは五月病とかなったことないやろ…?いいなぁ〜〜……」
少し複雑な表情でちらりとこちらを見た。
「…まぁ…ない、かな」
「……でも、おらふくんがいないと元気出ないし」
「俺は炭酸水みたいにはじけてて元気なおらふくんがいいんだ」
「だから早く元気になってもらわないと困る」
「…っ、!?」
零すように、でも確かにそう言った。本人はそっぽを向いてビー玉を弄んでいる。西日に染まったその横顔が赤く見えるのは、西日のせいだけじゃない事は分かる。
「…ふふ」
「…おんりーのラムネのお陰で元気でた気するわ!ありがとーな!!!」
「…よかった。分かったから早く帰ろ」
帰り道、2人並んで歩くその足取りは、昨日よりも確かに軽やかだった。
コメント
2件
お話書くなんて聞いてないんですけど…!!?✨✨ 神絵師×神作者なんて最強すぎるじゃんか…!!🥹💘 表現が細部までこだわってて映像みたいにイメージしながら読めちゃうの尊敬すぎる👉🏻👈🏻💕 なんてかわいいさなのこの2人…!! 甘酸っぱい青春感が堪らなく好きー!!🫶🏻︎💕︎︎ 元気さを弾ける炭酸水に表現するの天才すぎる、!!参考になりますな🎶 神作をありがとうー!!ෆ
172
172