次の日、仕事は休みのwkiだか、早朝から行動を開始した。
「さあ!吐け!ryoちゃんにイヤリング送ったでしょ!!」
「家に来て早々何言ってんの…」
omrの家に朝一番に乗り込んだ。寝起きなのだろうか。髪の毛は若干崩れており、格好も寝巻きのままだ。こんなところファンに見られたら大歓喜間違いなしだが、wkiは見慣れているだろう。全く何も感じない。そして、若干下にある顔omrの顔にビシリ!と人差し指を向ける。
「俺のryoちゃんにイヤリング送ったでしょ!このタラシ野郎が!」
「言葉の意味が解らないって意味じゃなくて…………って誰がタラシ野郎だよっ!」
「mtkのことでしょ!歩けば色んな人堕としまくっているでしょ!」
「何だそれ」
omrは溜息をつき、リビングの椅子へ腰掛ける。
「それにさぁ…昨日帰国したばっかなんでしょ?」
「そうだよ!すんごい疲れた!」
「なのになんでここにいるの…それにこっちも忙しいんだけど」
そう言いながら手帳を開き本日の予定を確認し始める。
「全然話聴いてないじゃん!」
「聴いてるよ。ryoちゃんがどーとかこーとかでしょ?」
「だ、か、ら!ryoちゃんに、イヤリングを、送った、でしょ!」
「送ってないよ」
面倒くさそうにomrは適当な返答をし、wkiは口を閉じる。
閉じたまま、じっとomrを凝視する。
そして半眼のwkiは少し低い声を落とす。
「…嘘くさい…」
「wkiさぁ…」
手帳に目を落としていたomrがwkiの方を見る。
「ryoちゃんが自分で買ったとかじゃないの?」
「それは無い。」
wkiが頑固な声で否定する。
仕事で力尽きましたすみません
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続きが楽しみ!