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#ラウだて
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zetsu.
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#政略結婚
クリオネ?
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どれほどの時間が経っただろう。
宮舘は、お目当ての目黒の姿を探して未だに学園の中庭を彷徨っていた。
イラストとして見たはずの中庭は、いざ自分の足で歩いてみると想像以上に広かった。
中庭を包み込むように咲き誇る薔薇の香りは、いつもなら心を落ち着かせてくれる。
でも今は焦る心をじわじわと沈ませていくように思えた。
❤️「はぁ……」
小さくため息をつき、宮舘は白いベンチに腰掛けた。
このまま、お目当ての彼が見つからなかったらどうしよう、と不安になる。
❤️「(この際、目黒でなくてもいい。メンバーの誰かにでも会えればなぁ……)」
そんな思いが、口元から溢れそうになったその時だった。
カサリッ
宮舘の背後の茂みが揺れる。
気配を消して忍び寄ってきた影が、宮舘の視界を不意に奪った。
「だ〜れだっ♡?」
いたずらっぽく響く声。
少しだけ声を高く変えているが、宮舘にはすぐに分かった。
長年、共に過ごしてきたメンバーの声を聞き間違えるはずがない。
❤️「……佐久間、だろ?」
🩷「にゃはは!流石、涼太だね!すぐにバレちゃった!」
目隠しを外した佐久間は、いつものように弾ける笑顔だった。
先程まで楽屋で一緒だったはずなのに、夢の中でメンバーに会えた安心感から宮舘はホッと胸を撫で下ろす。
しかし、よく見てみると佐久間も宮舘と同じように女子生徒の格好をしていた。
宮舘の疑問に答えるかのように頭の中で音声が響く。
【3年D組:佐久間大介】
【宮舘涼太のクラスメイト】
【宮舘涼太の設定変更を伴い、佐久間大介を女装男子に設定変更】
【制服の自由化を設定】
宮舘は音声に対し心の中で「何でもありだな!」とツッコミを入れながらも佐久間に本題を切り出した。
❤️「佐久間、目黒の居場所を知らない?」
🩷「んえ?なんで涼太が一年の目黒のことなんか気にするの?」
佐久間は不思議そうに首を傾げた。
その一言に宮舘も同じように首を傾げる。
すると再び文字が浮かび上がる。
【関係性は人物により異なります】
音声と共に矢印が表示された。
【宮舘涼太】↔【佐久間大介】
仲の良いクラスメイト
【目黒 蓮】←【佐久間大介】
一年でイケメンと噂の後輩
その文字を見て、ハッと息を呑む。
同じグループの仲間なのに、どうやら現実での関係性と、ゲームでの関係性はリンクされていないらしい。
❤️「あ、いや……ちょっとね。目黒に用事があって」
🩷「ふーん? 聞いた話だと裏庭の奥にいるらしいよ」
❤️「裏庭の奥?そんな場所に何かあるの?」
🩷「池があるんだって。結構大きいらしいから、釣りでも出来るんじゃない?」
【池】、【釣り】。
その単語を聞いて、宮舘の確信した。
目黒は必ずそこにいる、と。
目黒の『中身』は、自分の知っている目黒のままだ。
❤️「佐久間、詳しい場所教えて!」
🩷「え?いいけど…」
場所を聞き出し、ひらりと手を振って宮舘は池を目指して走り出した。
.
.
.
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.
裏庭を通り過ぎ、生い茂る木々を抜けると、陽の光を浴びてキラキラと輝く大きめの池が見えてきた。
水際へと視線を走らせると、しゃがみ込んで水面をじっと見つめる人影を見つける。
間違いない、あのスタイルの良さ。
目黒だ。
❤️「目黒……!」
名前を呼び、宮舘は駆け寄った。
声をかけられた目黒は、ゆっくりと立ち上がり、不思議そうに振り返る。
しかし、その瞳に宿っていたのは宮舘がよく知る自分を慕う光ではなかった。
🖤「……あんた、誰?」
突き放すような冷ややかな声。
自分を全く知らない目黒の態度に宮舘の胸がズキリと痛む。
【1年B組:目黒 蓮】
【趣味:ザリガニ釣り】
【宮舘涼太の攻略対象】
悲しみが押し寄せる宮舘に音声が響いた。
そんな宮舘の動揺を気にすることもなく目黒は品定めをするように鋭い視線で宮舘の全身をじっくりと見て回る。
頭の先からつま先まで。
その視線が再び宮舘の顔へと戻ってきた時、目黒の口元が不敵に吊り上がる。
🖤「ふーん……。あんた綺麗だし、ちょうどいいや」
目黒は一歩、宮舘との距離を詰めた。
少し見上げるほどの背丈から、有無を言わせぬ圧を感じる。
🖤「俺の恋人になってくんね?」
あまりにも唐突な告白。
悲しみに沈んでいた宮舘の思考は、その一言で完全にフリーズした。
コメント
7件
🖤が冷酷的キャラだよぉ〜かっこいいヨォ💕
うっわー😆😆😆 面白くなってきたぁ!! 🖤は❤️を知らない設定だけど、突然の告白でどうなってしまうのー!? 続きが楽しみ過ぎる♡ いつもありがとうございます😌✨️

1話があるの知らずに2話から読んでしまった笑 でも面白そう‼️続き待ってます(*^^*)