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ぐすん、これを無料で見られるなんて幸せすぎる(泣)
皆さんこんにちは結季 です!!
今回はリクエストで反応集で、
取引先相手(マフィア的な)にセクシーな下着姿の写真を LINEで送れと脅されて送った結果間違えて天羽組に送ってしまう 、
をかきます!
華太が受けです !!
誤字脱字、キャラ崩壊してるかも…
下手かもしれませんが それでもいいならどうぞ!
華太がその場に座り込んでスマホを握りしめる頃には、すでに手遅れだった。
事の発端は数時間前、天羽組と繋がりのある海外系の取引先マフィア――表向きは合法的なビジネスを装っているが、裏で怪しい動きをしている奴らだ――から、奇妙なメッセージが届いたことだった。
マフィア「お前が天羽組の人間なら、これは理解してくれると思うが。」
スマホ越しのメッセージには、微妙に丁寧な言葉と共に一つの写真が添付されていた。それは、何か豪華な部屋の片隅に置かれた高価そうなワインとグラスの写真だった。
マフィア「取引を円滑に進めたい場合、まず信頼を見せてもらおう。」
最初は華太も不審に思っていた。だが、続けて送られてきたのは、“こちらが求めているのは些細なものだ”という言葉。
華太「これ、写真送ればいいだけですよね?」
華太が念のため確認のメッセージを送ると、返ってきたのはシンプルな返答だった。
マフィア「ああ。ただし、できるだけ個人的で親しいものがいいな。」
それを見た華太は、少し眉をひそめながらも、
「個人的ってどんな?」と尋ねてしまう。返事はこうだ。
マフィア「気軽に家で撮れるようなものでいい。ただ、しっかりしたものがいいな。下手なものだとこっちも立場があるから、な。」
“取引先を怒らせてはいけない”という焦りが華太の理性を鈍らせていた。
それに、“信頼の証”を見せれば何か問題が解決するという言葉を鵜呑みにしてしまったのだ。
華太「…….これで済むなら、送るしかないよな 、 。」
華太は部屋に戻り、鏡の前でスマホを構えた。
華太「こんな格好で写真撮るとか …..普通に恥ずかしいっつーか…….。」
取引先のメッセージに従い、華太は“リラックスした雰囲気”の写真を撮ることに決めた 。
華太「取引先の人間にここまでさせるとか、どんだけ変な人なんだよ ….。」
自分で自分にツッコミを入れつつ、華太は写真を撮った。
華太「….これでいいだろ 、 もうこれ以上やりたくねぇ。」
撮り終えた写真を確認した後、華太は急いでメッセージアプリを開いた。
華太「えっと 、 確かこの人だよな …. 。」
焦りながら画面をスクロールして、取引先のアカウント名を探し出す。だが、その下には、天羽組全員が参加しているグループチャットがあったことに、華太は気づいていなかった。
華太「これで――送信!」
送信ボタンを押した瞬間、画面が切り替わる。
「 送信完了:天羽組全員グループチャット 」
一瞬、何が起こったのか理解できなかった。だが、表示された名前を見た瞬間、血の気が引いた。
華太「 ぇ ” っ ? 嘘だろ ” 、?」
スマホを握り直し、送信先を確認する。
「天羽組グループチャット」
心臓が止まったかと思うほどの衝撃だった。華太の手は震え、脳は焦りで真っ白になる。
華太「やばい……やばいって 、 …. !!! 」
事務所の騒ぎ
送信された写真を見た天羽組の兄貴たちは、すぐさま華太を呼び出した。
事務所に着くと、全員が既に揃っており、鋭い視線が一斉に華太を捉えた。
小林「華太ォ 、説明しろよ …….。」
小林の兄貴が呟いた言葉に、一瞬場が静まる。だが、華太はそれどころではなかった。
華太「す 、すいません! 本当はマフィアの取引先に送るつもりで 、 …..!! 」
永瀬「取引先に? なんでお前、こんなもん撮らされてんだよ?」
矢部の兄貴が冷静に問いただす一方、舎弟の飯豊と速水は華太の写真を見て鼻血を吹き出し、事務所に倒れ込んだ。
香月「うおっ、二人とも大丈夫か!?」
香月の兄貴が駆け寄るも、二人は完全に意識を飛ばしている。
青山「……これは、罪深いな。」
青山の兄貴が小さく呟き、写真から目を逸らした。
華太の必死の弁解
華太「ほんとに 、….ほんとに違うんです!! マフィアに脅されて、取引のためにこれが必要だって言われて……..!!!」
華太は土下座しながら声を上げた。
香月「脅されてって 、お前それ、完全に騙されてるってわかってるよな?」
華太「はい 、今はわかってます……。」
和中の兄貴がため息をつきながら頭をかく。
和中「華太 、次からは何かあったら俺らに相談しろ。それに、こんな取引先、最初から信用しなくていいんだぞ 、」
華太「はい…….申し訳ありません…..。」
その場は華太の平謝りでなんとか収束したが、矢部の兄貴だけは妙に鋭い目つきで華太を見ていた。
矢部「華太 、次こんなことがあったら、俺が全部代わりにやるから。」
その一言が、妙に含みを持って響いた。
そしてこの事件は、華太の胸に深いトラウマとして刻まれることとなった――。