太宰視点
太宰「んっ……ふぁぁぁ……」
と、眠りから覚める。生憎善い夢見ではなく、目覚めも悪い。
太宰「………あ”ッ……!?」
頭痛……頭痛だ、薬を、飲まなければ、
どこっ、どこっ……
太宰「あっ……た、」
と薬の容器を手にし、分量など気にせずと口に放り投げ、水で飲み込む。
……私は、武装探偵社を離れた。
やはり、私には向かなかったのだろう。
それから毎日自殺に励み、美人な女性を見つけては話しかけ、心中を頼み、振られ、体調不良に悩まされ、結局今日も生きている……という、なんとも無惨な人生を歩んでいる。
命の価値なんてとうに無い。
女や酒に溺れ、自殺未遂を繰り返す。
惨い生き方。
……これを、皆は許してくれるだろうか
今更戻っても遅いんじゃないか
いや、あの時私が言ったのがわるい
わるい
わたしが
わるい
わるいわるいわるいわるいわるいわるいわるい
いきが
できない
くるしい
たすけて
もう
む
り
。
「あ
っ
て
も
い
み
が
な
い」
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