「なんだって。29話まで来て、妖狐ロリなんか出したんだ?せっかく、真面目にペルソナデザインしてたのに??」
まったく。本当に、信じられない。
「暇」だが、「暇なフリをしているだけ…」という『矛盾』を抱えた鑑定士。このキャラクターはいい。なかなか面白い。“そこまでは“よかった。だが。いくら西尾◯新先生に憧れて『速筆』の訓練やらを死ぬ気でやったって、のじゃロリなんか出していいレベルには到達していないだろう。せっかく、1話5分くらいで書けるようになったのに。何考えてんだ。
ーーやっぱ。ラノベといえば、のじゃロリっ子は外せないと思うし。キミも、ロリに囲まれて幸せじゃない?だからいいでしょ??ーー
「・・ヨミカはロリじゃないだろ」
あれは、ロリじゃない。“ガキンチョ“っていう。
ーーまあまあ。それにね。もう読んでる人にはわかることだけど、坂沼っていう陰陽師を出したからには、パートナーの使役霊(シキガミ)が必要じゃないか?そう思ったから、“陰陽師血みどろバトル“で妖狐ロリを入手させるルートも書いたんだけど、先行で『陰陽術』の能力を見せることになるって気づいたから。急遽、こっちのルートに変えたんだよーー
「一応。考えてはいるんだな。バカなりに」
しかしーー。
のじゃロリなんか出したら、“必然性”が出せなくなって邪魔にならないか心配だ。ただでさえ、キャラクター渋滞してんのに。小説には、必要な要素以外は出さない方がいいって。学生時代に小路先生に習っただろ?忘れてやいないよな??まさか。
ーー小説教室に行った時に来てくれた講師の人、ね。忘れてないよ。だから、あの“バトルマニア”ロリっ子にも、『師匠の愛娘』っていう“役割”を与えたしーー
「え?なに??」
ーーあ、まだ知っちゃいけないんだった。はい、すぐに忘れてちょーだいーー
「・・スキにしろよ。おまえが作者なんだから」
まぁ・・でも、安心した。むやみやたらに、ロリっ子量産してるワケじゃ無さそうだな。あんなロリ妖狐がパートナーじゃ、子ども嫌いのこっちにはキツいが。神視点の作者意向じゃ仕方ないか。適応するしかないな。仕方なく。
ーーちなみに。西尾◯新先生リスペクトで、「お兄ちゃん!ロリっ子のおっぱい揉みすぎィ!!」イベントもあるかも。だから、用意しといてネーー
「文章力とか“リスペクト”しろよ。そこは」