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ピピピピッピピピピッ
「ん〜…もう朝か〜…」
よしっ、準備しないと!今日から高校2年生の生活が始まる。どんな後輩ができるんだろ〜?
楽しみで仕方がない!
ドタドター。
「お母さんおはよ〜!」
「おはよう、今日は珍しく早いわね」
「今日を楽しみにしてたんだ〜!」
「あら、2年生になるから?」
「そうなんだ〜!!」
「もう、朝ご飯の準備は出来てるからね。お父さんと唯奈が揃ったら食べようね」
「うん、そうだね!」
ドタドタドタドターー。
「寝坊するとこだった、危ない」
ドカッ!
「も〜、唯奈またそんな所にバック置いて〜」
「別、いいじゃん。お姉ちゃんには関係ない」
はぁ。私の妹は私にだけ冷たい、何でだろう
前に聞いてみたことがあったけど、うるさいって逆切れされたんだよな〜…
「おはよぅ、今日はみんな早いな」
「お父さんが遅いだけだよ」
「それもそうだな!ハッハッハ」
お父さんは本当にマイペースだな〜、昔からそうなんだよね。それで、何回私が困ったことか…
「よし、もうみんな集まったから食べようね」
『いただきます!』
「やっぱり、お母さんのご飯は美味しいな〜!」
「あら、嬉しいわね」
「じゃあそろそろ家、出ようかな。」
「いってきまーす」
「いってらっしゃい。」
ガチャー。
この時の私は、まだ何も知らなかった。