テラーノベル
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「能力の強さと、基礎身体能力の高さだ。」
いや、知ってるよ。
「そしてここからが重要で、ランクの基準なんだが
まずはDから。」
あれ?Eからじゃないのか。
「Dは一般成人男性が鈍器をもっている程度。
Cは一般成人男性が爆発を自由に扱える程度。」
あれ、決闘のときそんなやつと戦ったような。
え、あいつCランクだったの!?
いや、あいつの場合は身体能力が高かったのか。
「次にBはドラゴンのような中型モンスターを
一人で相手にできる程度。
Aはドラゴンの大型を一人で相手にできる程度。
Sは都市一つを軽く破壊できる程度。」
今のところほとんどがやべぇよ!
「そして、E。いや、ランクExtraは
神々と殴り合えるレベルだ。」
「なるほど、EからSにどんどん強くなっていくんじゃなくて
DからEだったのか。」
「そうだ、どうやらあの機械は一文字しか表示できないらしい。」
「そうだったのか。」
「そうそう。」
「いや、まてまて。何しれっとえげつない事言ってんだよ!」
なんだよ、神々と殴り合えるレベルって!?
「いやー、世の中、怖いこともありますな。」
「ありますな。じゃねぇよ!
え、もしかして俺、今後そのレベルの奴らと戦うことになる?」
「まさか、そんなわけ。」
「だ、だよな。」
なんか今、すごいフラグがたった気がする。
〜つづく〜
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