テラーノベル
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🍌×⛄️
「🍌」『⛄️』
ロマンチック? 大正か明治くらい。汽車の時代 ガッツリではない。
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「もうそろそろか…」
俺は手首にある最近開発された腕時計、とやらに目線を落とし一言つぶやく。
俺は仕事の出張で少し遠くへ行くことになり、汽車 を待っていた。
『ごめんください。』
すると、隣からとても可愛らしい声が聞こえた。
だが、自分ではないだろうとそのまま見向きもせずたっていると
クイクイ、と俺の服の裾が引っ張られる。
自分だったのか、と少し焦り気味に視線を落とすと
高貴なものであることを大いに示すような
水色のふわっとしたワンピースを着ている可愛らしいお嬢さんが立っていた。
「あぁ、ごめんなさい。どうかしましたか?」
できるだけ優しげに聞くと、そのお嬢さんは嬉しそうに笑う、
『Dsr駅までの汽車のお時間を教えていただきたいのです。』
Dsr駅…それはちょうど俺の行かなければならない出張先であった。
「あぁ、それならこのあとすぐですよ。
俺もそこへ行くのですが、ご一緒してもよろしいでしょうか?」
小さな可能性を信じて聞いてみたはいいものの、
自分でもなんて恥ずかしいことを言ったのだろうかと思い、
顔の火照りが周囲に見えないか内心少し焦る。
そしたらそのお嬢さんはクスッと小鳥が鳴くように笑い、
『えぇ!それは喜ばしいです。ぜひお願いいたします。』
とおっしゃった。
なんとも可愛らしい、上品な子なんだ、と思っていると
お目当ての汽車が来た。
少し心躍らせながら共に汽車に乗り込み、空いている席へと座る。
対面式の個室のような空間になっていて、とても心地が良い。
数秒間の沈黙が続いた後、お嬢さんが口を開いた。
『申し遅れました。私、Or、と申します。頭の片隅に残していただけると光栄です』
Or、お嬢さん、と言う名前はお嬢様さん、よりかは少年の方が似合う名前だ。
少し疑問に思いながらも、こちらからも自己紹介をする。
「これはどうもOrお嬢様。ご一緒できてとても光栄でございます。
私も申し遅れました、Qn、と申します。」
今更正しい言葉遣いかが気になってきてしまった…
そんな自分に不甲斐なさを感じていると、
少し怒った表情でOrお嬢様が口を開く。
『あ、あの!僕、男です。!!』
その一言に俺は思考回路が停止してしまった。
まさか自分が可愛いと、心で超愛でていた相手が男の子だなんて…
萌える!
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しかし流石に何か返答しないとと まだ停止していたいと嘆く脳をフル回転させ、
落ち着きを隠せぬまま言う、
「そ、それは申し訳ありません。、、」
言ってもっと恥ずかしくなり、トマトのように火照っていると、Orは顔を覗き込んだ
と同時にまるで小悪魔がくすぐるかのような悪い顔で笑う口から
『おにーさん、もしかしてこーふん?しちゃったんですか?w』
少し図星であることに恥をかくべく、
バレては仕方ない、と認めると、超照れた。
『!……/////、おにーさんの変態//』
とてもいいムードだった。このままいけばこの子は俺の手の中に入れられる、
その時だった。
Dsr駅、Dsr駅〜
時間とは憎いものだ。お目当ての駅に着いたと言うアナウンスを聞き、Orは
慌ててお礼を言い、降りていってしまった。
……可愛かったな〜
そうあっけに取られているうちに、汽車は出発してしまい、降りるチャンスを逃した。
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実はこれ、塾の英語の教科書に載ってたやつの和訳&捏造でできてます⭐︎
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450
いちごみるく
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