星羅said
『みんな~おまたせ~!』
芦「星羅ちゃんの私服可愛い!!」
『ありがとう(#^^#)』
峰「生足だぁ」
切「みんな目的バラけてっし、時間を決めて自由行動すっか!」
『私、新しい靴買わなきゃ』
お店を探していると
「ねぇ、君雄英の人だよな。」
『え、は、はい』
突然、声をかけられた
と思ったら、いきなり肩を組んできた
やけに馴れ馴れしいな
近づいてきた人は、黒いパーカーを目深に被っていて顔がよく見えない
「前に体育祭の中継で見たんだけど、一位とってたよな」
『え、えぇ。そうですけど、』
はやく離してくれないかな
なぜか、落ち着かない
「あと、ヒーロー殺しとも遭遇したんだっけ」
『えっ、なんでそれを!』
思わず問いかけた
だってあの事件は、世間には公になってないはず
関係者以外は
「信じられないぜ。こんなところでまた会えるとは」
瞬間、体が硬直する
体中に緊張が走り、震えだす
「雄英襲撃以来になるな」
その一言で確信した
ゆっくりと男が顔を上げる
死「久しぶり、星羅」
『し、死柄木、、、、弔、、、!』
ギラギラと光る赤い瞳が、私を捕らえる
なんでコイツがここに!
死「とりあえず腰でもかけよう」
死柄木に連れられ、ベンチに座る
喉が渇き、足が根が生えたように動かない
声を出したいけど喉が鳴るだけ
首に手を当てられいるため、まともに動けない
『な、なんで、ここにいるの!』
死「好きな女に会うのに理由がいるか?」
『ふ、ふざけないで』
そう言うと、死柄木は私の首を軽く掴んで、手に力を込めた
一瞬息が止まる
死「ふざけてない。俺は本当に星羅が好きだよ」
『残念ながら私には消太さんがいるから』
そう言うと、死柄木から凄まじい殺気が伝わってきた
死「そっか、じゃああいつを殺せばいいんだ」
『な、何を言って』
死「あいつを殺せば星羅は俺のものになる」
死柄木はそう言い、ニタリと笑った
ヒュッと、喉が鳴る
手足がガタガタ震え始める
目に涙が滲む
怖い、誰か助けてよ
思わずギュッと目を瞑った、その時だった
緑「星羅ちゃん?」
緑谷くんの声がしたのは
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