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私はネズです。名前はありません。
私のご主人さまである白雪姫様がそう呼ぶのですからそうなんでしょう。
私が今いる場所は白雪姫様のお城にあるキッチンで、今日はとても忙しい日なんです。
だって明日は大切なお客様が来るんですよ? だから私達使用人は朝早くから起き出して準備をしているって訳です。
それにしても大変な仕事ですね! 何せここには何百人もの使用人がいて、しかも全員がそれぞれの担当を持っているんです。
料理長さんの指示に従って野菜の下拵えをしたり、パンを焼いたりするのはまだ良いとして、他の人の分まで食事を作るなんて大変ですよね……
特に私たち下働きの仕事というのは、掃除や洗濯、庭師さんの手伝いなんかが主なものですけど、これだけ大勢の人数がいるととても手が足りません。
そんな折、王女を溺愛していた国王夫妻が病に倒れ、亡くなる すると王妃の座を狙っていた義姉たちや継母が再び暗躍し始める 実は魔女から貰った魔法の薬を飲むことで一時的に仮死状態になっていただけだったのだ そして再び命を落とす前にと、王子が求婚してきた際に使った手段と同じ方法で、今度は王妃の座を奪おうとする そうして復活した王女は再び殺される運命にあった なぜなら、彼女を殺すための罠を仕掛けていたからだ そこで王女は自分が死んだ後に、自分をどうするかを決めている小人に、こう頼むのだった
「私の死体を、永遠に保存して欲しい」
こうして、彼女の死体は魔法をかけられ、腐ることなく美しいままの状態で、城の一番高い塔の上に保管されることになった その後、王女が死んだと聞いた国王夫妻や親族達が葬式のために城に集まるのだが、王妃は王女の遺体を見て驚き悲鳴をあげ、城から逃げ出す。そして、「あの子は魔女だったのだ!」と叫びながら国中を逃げ回り、最後には馬車に乗って自ら命を絶ってしまう 王女の死後、国は混乱を極めるが、王子がなんとか治め、やがて平和になったと言う。
なお、白雪姫の死体には性的興奮を覚える者が多く、死体愛好家と呼ばれる人々が存在する
『白雪姫』は物語として面白いが、一方で、「なぜ死体愛好癖のある人物が登場するのか?」という疑問を持つ人もいるかもしれない。確かに、死体を愛するというのは異常であり、それが物語のモチーフになっていることは否定できない。しかし、作者グリム自身もまた、死体愛好者だったという説があるのだ。グリム童話初版の序文では、彼の妻に対する異常なまでの愛情について書かれている。そして、彼が妻の遺体を切り刻み人形を作ったという話もあるくらいだ。
他にも、グリム兄弟の弟ペーター=ウルリッヒが残した手記には、兄のグリムが「白雪姫」の物語を書く際、死体愛と近親相姦の欲望から、自らの妻の遺体を切り刻んだという記述があり、更にグリムは生前、自分の死後、弟の手に渡らぬようにと、自分の妻の遺体の一部を隠したとも伝えられている