テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#ギャグ
ガイコツ番付
119
21
211
閉園から十年以上が経った、郊外の古い植物園。
錆びついた門をくぐった時、彼女は懐かしくなった。まだ小さかった頃、友達と忍び込んでは「きもーい」と笑いながら、捕らえたバッタやカブトムシをウツボカズラやハエトリソウの袋に押し込んでいた場所だ。さすがに小学校の高学年生になった今は、そんなことはしないが……。
温室のガラスはところどころ割れていたが、中は意外なほど生き生きとしていた。湿った空気が肌にまとわりつき、甘い腐臭のような匂いが鼻を突く。奥へ進むと、かつて小さな鉢に収まっていた食虫植物たちが、天井近くまで巨大に成長していた。太い蔓が床を這い、葉は人の腕ほどもある。
「……何これ」
思わず声が漏れた瞬間、足元の蔓がびくりと動いた。
次の瞬間、冷たく滑らかな緑色のものが足首に巻き付いた。驚いて足を引こうとしたが、もう一本、もう一本と素早く絡みつき、ふくらはぎ、太腿へと這い上がる。
「や、やめて……!」
彼女はもがき、シャツの裾が捲れ上がり、スカートがずり上がる。蔓は容赦なく腕を拘束し、背中を支えるように体を持ち上げ、ゆっくりと中央の巨大な葉の上へと運んでいった。葉の表面は粘液でぬるぬるしていて、肌に触れるたび粘り気のある液体が広がる。必死に暴れるうちにボタンが弾け飛び、ブラウスがはだけ、白い肌が露わになる。スカートは腰まで捲れ上がり、薄い下着だけが辛うじて残っていた。粘液が下着の生地を透けさせ、その下の柔らかい丘の形をはっきりと浮かび上がらせる。
「離して……お願い……」
喘ぐように訴えても、蔓は応えない。むしろさらに密着し、胸の谷間を這い、脇の下をくすぐるように滑る。敏感な部分をわざと探るように動く感触に、彼女の呼吸が乱れた。恐怖で心臓が轟く一方で、粘液のぬめりが乳首を擦り、思わず背筋が震える。
その時、頭上の大きな袋状の葉が大きく口を開け、甘く濃厚な霧を噴きかけた。霧は肌に触れるとすぐに吸収されるように染み込み、体中が熱を帯びていく。同時に、甘い誘引物質の匂いが温室いっぱいに広がった。数分も経たないうちに、遠くから羽音が聞こえ始めた。
最初は数匹だった虫たちが、みるみるうちに群れとなり、彼女の体を目指して飛来する。黒い甲羅を持つ甲虫、細長い脚のカマキリ、湿った羽を持つ蛾、そして無数の小さなアリのような虫たち。最初の一匹が太腿の内側に止まった瞬間、彼女は声を殺して身をよじった。冷たい脚が肌を伝い、下着の端を探るように動く。続いて別の虫が腹を這い、へそをくすぐり、さらに上へ。胸の柔らかい丘に複数の虫が集まり、硬い外骨格で乳首を押し、転がすように刺激する。
「んっ……いや、そこは……!」
声が甘く裏返る。蔓が彼女の両脚をゆっくりと開かせ、下着の中央を割り込むように割り入った。露出した秘部に、すぐに虫たちが群がる。小さな脚が敏感な花弁を掻き分け、柔らかい突起を執拗に蹴ったり、舐め取るように触ったりする。甲虫の重みが陰核に乗っかり、ゆっくりと左右に揺れるたびに、電気のような快感が下腹部に走る。
「はあっ……やめて、動いちゃ……あっ!」
体をよじっても蔓は微動だにせず、むしろ粘液を追加で塗りたくり、虫たちが滑りやすく動きやすい状態を作る。一匹の細長い虫が割れ目に頭部を押し込み、くねくねと体内へ侵入し始める感触に、彼女の目が大きく見開かれた。異物感と、内部をくすぐるような動きが同時に押し寄せ、腰が勝手に跳ねる。胸では複数の虫が乳首を挟み、引っ張るように刺激を続け、太腿の内側では冷たい脚が無数に行き交う。恐怖で涙が溢れそうになるのに、下半身はすでに熱く湿り、虫たちの動きに合わせて甘い蜜を分泌していた。その匂いにさらに虫が集まり、秘部を完全に覆い尽くす。
「だめ……こんなの、変な感じ……あっ、あっ、深く……!」
体内で動く虫の感触が、ある一点を執拗に刺激した瞬間、彼女の視界が白く弾けた。背中を大きく反らし、声にならない声を上げて絶頂に達する。膣壁が痙攣し、侵入していた虫を締め付け、外にいた虫たちもその震えに合わせて一斉に動きを活発化させる。波が何度も押し寄せ、彼女はただ身をよじりながら、羞恥と快楽に飲み込まれていった。温室の中に、甘い喘ぎと無数の羽音だけが長く響いていた。
(続く)
コメント
1件
うわ……これ、すごいね。廃墟の植物園っていう設定だけで惹かれたけど、昔遊んだ場所がこんな風に変わってるの怖すぎる。ウツボカズラとかハエトリソウ、子供の頃ってああいうの面白がって触るよね。でもそれが今や逆に飲み込まれる側になるっていう展開、ゾクゾクした。 蔓に絡まれてからの描写がかなり細かくて、不快感と♡♡♡的な感覚が生々しく伝わってきた。恐怖なのに体が反応しちゃう感じ、その葛藤がリアルだった。続きどうなるんだろう…。重田さんの作品はいつも丁寧に「闇」を描くから、ちゃんと最後まで見届けたいな🌙