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そのまま十亀さんの横に歩きつつ世間話してたら

高架下に着いた

十亀「ここからが風鈴の場所だよぉ〜」

皐月『ありがとう!助かったよ!』

十亀「いえいえ〜、さっきの話ぃ、覚えといてねぇ」

皐月『外から来た俺を何で勧誘したんだ?』

十亀「んー、それはぁ、皐月に魅了されたから」

魅了??ただ迷子になって彷徨ってただけなのに???母性??

十亀「何考えてるか分かんないけど、俺は皐月のこと気に入ったからぁ」

皐月『お、おう、ありがとう』

十亀は俺の目を見て

十亀「だから、迎えに行くまで待っててよぉ」

皐月『まだ分かんねぇけど遊びに行くからな!』

十亀「んふふ、今はそれで良いよォ」

そう言って十亀は高架下、向こう側へ帰って行った。

皐月side

十亀条、話し方は穏便だったけど何かしら隠してそうだったなぁ。

でも風鈴は敵視?してたのに俺を助けてくれたんだからいい人なんだよな!また今度遊びに行こ!

(マイペースかつ、方向音痴な皐月くん)

クズでも愛されている

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