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💜🧡 凪
💜side…?
泣き声が響き渡る
あんなに青い空まで落ちる涙
君の顔…
「みんな…!待って、置いていかないでよ…!」
みんなが飛んでいく中
巣立てないまま
ヤケクソに煙だけがでる
そんな毎日が
いつの間にか日常になっていた。
「早く来なよ!」
「先行ってるからね!」
「バイバイ!」
周りの奴らは次々に飛んでいく。
寂しかったのははじめだけ。
「もっとやってみなよ!」
「もっと!」
「ほら!もっと!」
努力は報われないんじゃない。
「努力不足…だね」
報われる努力をしてないだけ。
「お前には無理か」
「えー、似合わないよ笑」
才能がもともとないんじゃない。
「お前はすげぇな」
「アイツよりもっとずっと行けるよ!」
僕が君じゃないだけ…!
💜…はっ…?!
泣き声響く空高く
落ちる涙僕の残像と
旅立つころには誰も居ず
歓迎もされない
💜君、もしかして…
🧡俺と…
同じ…?
飛べないんじゃない。
飛び立つのが怖いんだ。
才能がないんじゃない。
君が僕じゃないからだ。
悲しかったわけじゃなくて、
悔しかったわけじゃなくて、
自分に怯えて、逃げることもできなかった。
じゃあ、こんな世界から
飛び出しちゃえば…!
💜康二!!
🧡辰哉!!
泣き声響く空高く
落ちる涙僕の残像と
僕が君じゃない
僕が君じゃないから
それでいいからってさ
それでいいからって
💜康二…来世も一緒だよ…?
🧡辰哉…当たり前やろ…?
💜いたぁい…
🧡くるし…
あーぁ…
飛び降りより楽な方法あったのにな…
でも、良い。
これが良い。
💜🧡しあわせ…
凪/はるな。