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地雷さん注意⚠️
伏見「」
剣持『』
キャラとしての作品ですので一人称は配信と同じです
剣持視点/
がっくんが連れ去られてから1時間が経った
あの部屋で何をされているのだろう
あのメイド達は誰なのだろう
そんなことが思考をぐるぐると回る
すると奥の部屋からがっくんが出てきた
『がっくん…!』
急いで駆け寄るとものすごく疲れた顔をしている
『何があったの…?』
がっくんがそれに答えようと口を開くが
僕はメイドに連れられ同様に奥の部屋に連れていかれる
「刀也さんっ!」
がっくんが追いかけてこようとするが腰が抜け歩くことが出来ない
―バタン
扉が閉められ重厚な音が耳に響く
【さあ、剣持刀也君】
メイドが僕の腕を離し身体が床に落ちる
『…くそが』
館の主の方へ体を捻らすと
『…!』
1面に真っ黒な霧が広がっていた
実体の無い黒い魂をくねらせながら
我慢ができないとでも言う様にこちらに手を伸ばす
『やめろっ…!』
【そんな事を言わないでおくれ、……そんな事…そんな事…ガア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!!】
目の前の物体が自分の言葉をオウム返しし悲しんでいると当然奇声をあげこちらに近づいてくる
『ヒッ』
(実体が無いのに…なんだこれ!?)
手足を縛られ黒い霧に身体が包まれる
『なんでこんな…ことっ!』
必死に抵抗し足で霧を蹴る
【……なんでこんなこと…?…それはね、愛なんだよ…わかるかな…?】
『何を言ってんだ、!初対面の化け物と愛を育むつもりはねー…んだよ!!』
思い切り手首を捻ると霧が分散し部屋に黒ずみが出来る
(よし、今のうちに逃げ…)
扉へ走りドアノブを掴むがすんでのところで足を掴まれてしまう
回り込まれ押し倒された僕の胸に黒い霧が飲み込まれてゆく
気持ち悪いと思うと同時に何か体の大切なものを削り取られているような気持ちになる
『うぁ゛…』
苦しい
痛くないのに何故こんなにも苦しいのだろう
苦痛に顔を歪ませること数時間、ようやく解放され元の広場に投げ出される
「…!刀也さんっ!」
がっくんが先程までとはいかないが少ししんどそうな顔で近寄ってくる
『……大丈夫』
先に僕を守ってくれたがっくんは中での様子を想像して、今にも泣きそうな顔で僕を抱きしめる
「…絶対に…絶対にここを出よう…!」
そう言って力を強めるがっくんの体を抱きしめ返した
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