テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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英語部がヤリ✘‎ンの集まりとかそんなの聞いてない！

第5話 - 𝑬𝒑𝒊𝒔𝒐𝒅𝒆＿Ⅴ

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2025年02月08日

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恋酔月妃

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※主の作品では、🦊🐒🧸🐇🐑🐶を使います。

▲

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6限終了後、俺はそそくさと荷物をまとめ校門へ向かおうとしていた。

あいつらに見つからないように…。

昨日、勢いで入部届けを出したはいいけど、後から冷静に考えてみればかなり怪しいことに気づいた。

6人部員が必要…？

漫画研究部や、オカルト部は部員数2、3人だと聞いた。

でも廃部になるだなんて言っていなかった。

……………。

やっぱりオカルト部入れば良かったかなあ…。

シンプルオカルト系なんかが好きな俺はそちらの部も候補に入れていたのだ。

なんだか赴くのが怖くなり、即帰宅RTA開催中だ。

行かない方が怖い目にあうという可能性は、俺の頭には微塵も無かった。

まず、教室から出る時の左右確認は怠るな。

右、左、もう1度右を見る。

よし、あの人等らしき影はなし。

俺は猛獣の巣窟へ足を踏み出した。

言うて、真面目に活動なんかもしていないだろう。

あの部活は。

サボったところで何も言われんでしょ。

実際、俺は籍は置くと言ったが、明日行くとも、活動に真面目に取り組みますとも言っていないのだから。

第1関門、2年生ゾーンへと続く階段に差し掛かる。

ひとまず、上から下の様子を見える範囲だけでも確認する。

周りの人から奇怪な目で見られているが、そんなものアリとゾウほどの差がある。

ゾウに見つかる方が余っ程俺にとっては厄介なのである。

俺は息を飲み、一思いに階段を3階から1階まで駆け下りた。

3年生ゾーンに入った俺は、校門まで競歩並の早歩きで余所見せず向かう。

何とか誰にも見つからずに下駄箱まで辿り着いた俺は、安堵からため息をひとつ零し、顔を上げる。

バチッと何だか見覚えのある人と目が合う。

やばい、

一気に体の体温が上昇するのが分かった。

後退りし、反対方向を向いた時、右腕を掴まれた。

しまった…。

驚きで反射が鈍り、行動に移すのが遅れた。

「なにしてんの」

「…あは、は…」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

今日は予定があり、帰ろうとしていたと言う、昨日スイカ頭とパッと見かわいい人に好き勝手されていた人が俺の腕を掴んで離さない。

もう、逃げないってば…。

「帰ろうとしてたのか知らんけど、部活休む時は部長に報告しないと後で痛い目見るぞ」

「痛い目って…？」

俺は好奇心から恐る恐る質問する。

「……昨日の俺」

あー……。

「昨日渡された入部届け、ちゃんと見なかっただろ？」

「え…？」

「アレに書かれてるルール1つ目、部活を理由無く欠席した悪い子にはお仕置きしちゃうぞ♡ ってな」

「………引くわ」

「奇遇だな、俺も」

誰が考えたんだ、そんなもの。

頭沸いてやがる…。

あの金髪頭か…？

初っ端、とんでもない目にあうところだった…。

この人、そんな俺を助けてくれたのか…？

「えっと……、」

「あ、…俺🦊」

「🦊、センパイ…。俺🐇です」

「知ってるw」

それもそーか。

俺は🦊センパイに手を引かれ、地獄の部室へ向かう。

出来れば2度と行きたくなかった…。

でも、

今日は休むって言わないとな…。

欠席を伝える為にどれだけの勇気を振り絞らなければいけないんだ…。

そんなの小学生以来だぞ。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

着いてしまった…。

俺の心の準備も無しに、すんなりとドアを開ける🦊センパイ。

ご、ご慈悲を…。

「お疲れぃーす」

「あれ、🦊くん？」

「🐶は？」

「まだ来てないよ〜」

恐る恐る中を覗くと、かわいいセンパイしかいない様子だった。

🦊センパイに隠れて俺には気づいていないらしい。

🦊センパイが中に入ろうとしたのを反射的に袖を掴み引き止めてしまった。

「何してるん？2人で」

「~~~~~~ｯ！！？」

「お」

いきなり俺の肩に手を置かれ、背後から声をかけられたせいで声にならない叫び声をあげる。

絶対今心臓飛び出た…10年は寿命縮んだ…。

心臓あたりを押さえ、肩で息をする俺を見て、俺より前に出て部長と話を始める🦊センパイ。

「ちょうど良かった」

「ん？」

「こいつ、今日は急用できたって困っててさ」

「そうなん？連れてきてくれたんや🦊っちゃん、ありがとう」

え、？

てっきり、勝手に帰ろうとしてたぞって告発されるんだと思っていた。

それに、俺のこと帰してくれるんだ…。

しかも、部長から隠すように前に立ってくれるし…。

この人、人が出来すぎなんじゃない…？

「2人とも気をつけてね」

失礼します、と最低限の挨拶をし、笑顔で手を振る金髪頭に背をむけ、先を歩く🦊センパイに続く。

「あ、の…ありがとうございました」

「何がw俺は部室に忘れ物取りに行っただけだよ」

…俺が引き止めたせいで中にも入れていないくせに。

𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ➼ ❤︎400↑

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ひーー😭😭😭やばい尊すぎます😭 赤さんが桃さん助けるの解釈一致すぎますありがとうございます🥲‎🫶🏻️ 不覚にも即帰宅RTAに笑っちゃいました笑素敵な作品、ありがとうございます🥹💞

恋酔月妃

プロフィール

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