omr side
あぁ、また新しい一日が始まる。
重い瞼を開けて、体を起き上がらす。
「ん〜っ…」
軽く欠伸をした後、床に足をつけ、洗面所まで足を運ばす。
僕はただただ普通のマンションに住んでいる。三階の。
「アレ〇サ〜、朝にピッタリな曲を流して」
僕はいつも朝の準備等に音楽を流している。
音楽を耳に通しながらるんるんで準備している。その方が気分も上がるし。
「〜、〜♪」
今日はいつも通りに仕事へ向かう準備をする。
僕は料理を考えたり、まぁ料理関係の仕事をしている。それも三年前ぐらいから。
意外にやってみると楽しくて、友達も出来たし、充実している。
僕は朝ご飯は食べない派だから、食べずに鞄を持って玄関を出る。
そんで忘れ物がないことを確認して、マンションから出て仕事場に向かう。
いつも通るところには、とっても可愛い猫ちゃんがいるんだ。
にゃ〜と、僕の近くに寄ってきて、すりすりしてくる。灰色一色の猫。
「ふふ、今更だけど、捨て猫とかなのかな〜…」
猫耳辺りを撫でながら、そう呟く。
…やば、こんなことしてると遅れちゃう。
僕は猫ちゃんとバイバイして、少し早歩きで仕事場に向かっていく。
「ふぅっ…ギリギリセーフ!」
「ん、大森くんおはよう〜、いつもより遅いね〜 ? 」
あぁ〜、この人は、僕の同期の藤澤涼架。呼び名は涼ちゃん。
ふわふわしてて、関わりやすい人。この会社の入社してからとても仲良くさせてもらってる。
年上だけど結構敬語とかやめちゃったり?けど涼ちゃんはなんにも気にしてなさそうだし…
「うん、ちょっと起きるの遅くなっちゃって…」
また嘘が増える。ただ単に「猫ちゃんがいてさ〜」とか、言えばいいのに。
そんなこと、涼ちゃんに言ったら「え?どこ?!僕も行きたい!」ってなるし。
涼ちゃんには申し訳ないけど、あの猫ちゃんは僕の猫ちゃんなんだから。
「ふふ、今日プレゼンなのに大丈夫〜?笑」
「…あれっ、今日だっけ?!」
僕の大声が響く。それと同時に、一斉に僕の方を見てくる。ドラマみたいにバッ!と。
「あ、すみませ……」
最悪、資料…家に忘れた。この前間違えて家に持って帰って、そのままだったんだ。
しかも今日は偉い人がお越しいただく大事な大事なプレゼン。どうしようどうしようと、俺は必死に頭を動かす。
「…あの、社長、?あの〜、…資料、忘れました…」
社長のデスクに足を運ばせ、最後の方はほぼ聞こえるか聞こえないか否やだった。
社長は目をこっぴどく開いて、椅子から立ち上がる。
「…ちょっと違う部屋で話そうか」
おっと、これはものすごく怒られそうな予感。
僕は覚悟をして社長と一緒に空き部屋に向かった。
「はぁ〜…んう、りょぉちゃん〜……」
「いや、あれは大森くんが悪いよ、資料家に忘れるなんて…どんだけドジなの…笑」
お昼休みに食べる為に朝作ってきた僕特製!お弁当を頬張りながら俯く。
勿論こっぴどく怒られて、今日の大事な大事な?プレゼンは明日に延期になった。なんか、お偉い人が発熱したらしい。ラッキーボーイだなぁ、僕ったら。
「うぅ〜、そうだけどぉ〜!」
「…ふふ、そんなこともあるよ、大丈夫だって!笑」
涼ちゃんが元気よく励ましてくれる。これで物凄く心が軽くなった気がした。
「りょぉちゃん、あいがと…午後から頑張る、!!」
「よし!頑張れ〜!笑」
「ふぅ…〜、」
資料を忘れた償いで、僕は会社の中を軽く掃除する。
結構綺麗になったけど、周りには人がいない。もう十二時回っちゃってるし…
そろそろ帰ろうと、鞄を持ち出入り口に向かった。
「ふぁ〜、もうふらふら〜……」
マンションに入り自分の番号の部屋に向かう。
マンションは意外と小さくて、一階につき二部屋程しかない。
「ん、鍵は…〜っと、 」
カバンから鍵を探す。見当たらなくて、よくよく探してみる。
…ない、ないないない!!はぁ…アンラッキーボーイじゃん…
今日は廊下ですごい羽目になりそう〜、…
床にへたり込むと、がチャッと隣から音がする。どうやら隣人の人が出てきたっぽい。
「……どうしたんですか」
初めて見る顔だ。あんまり鉢合わせないし、何より引っ越して二カ月ぐらいだし。
身長は約百七〇ほど、若くて髪形はセンター分け。髪色は…赤色、か、珍しいけど似合ってる。
かっこいい…
「鍵、なくて、入れないんです…」
「…そう、なんですね……」
約数秒間の沈黙が現れる。
「……あの、よかったら泊まります?」
「…いや、でも…家に忘れ物しちゃって、明日必要なんです…」
「そうですか…」
…ベランダ。
そうだ、ここのマンションはベランダがある。
「あ、あの!ベランダ…貸してください」
ーーー
結構ボツ
NEXT→♡200?







