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2 - # ベランダ、貸してください

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2025年11月15日

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omr side




あぁ、また新しい一日が始まる。


重い瞼を開けて、体を起き上がらす。



「ん〜っ…」



軽く欠伸をした後、床に足をつけ、洗面所まで足を運ばす。


僕はただただ普通のマンションに住んでいる。三階の。



「アレ〇サ〜、朝にピッタリな曲を流して」



僕はいつも朝の準備等に音楽を流している。


音楽を耳に通しながらるんるんで準備している。その方が気分も上がるし。



「〜、〜♪」



今日はいつも通りに仕事へ向かう準備をする。


僕は料理を考えたり、まぁ料理関係の仕事をしている。それも三年前ぐらいから。


意外にやってみると楽しくて、友達も出来たし、充実している。


僕は朝ご飯は食べない派だから、食べずに鞄を持って玄関を出る。


そんで忘れ物がないことを確認して、マンションから出て仕事場に向かう。


いつも通るところには、とっても可愛い猫ちゃんがいるんだ。


にゃ〜と、僕の近くに寄ってきて、すりすりしてくる。灰色一色の猫。



「ふふ、今更だけど、捨て猫とかなのかな〜…」



猫耳辺りを撫でながら、そう呟く。


…やば、こんなことしてると遅れちゃう。


僕は猫ちゃんとバイバイして、少し早歩きで仕事場に向かっていく。



「ふぅっ…ギリギリセーフ!」



「ん、大森くんおはよう〜、いつもより遅いね〜 ? 」



あぁ〜、この人は、僕の同期の藤澤涼架。呼び名は涼ちゃん。


ふわふわしてて、関わりやすい人。この会社の入社してからとても仲良くさせてもらってる。


年上だけど結構敬語とかやめちゃったり?けど涼ちゃんはなんにも気にしてなさそうだし…



「うん、ちょっと起きるの遅くなっちゃって…」



また嘘が増える。ただ単に「猫ちゃんがいてさ〜」とか、言えばいいのに。


そんなこと、涼ちゃんに言ったら「え?どこ?!僕も行きたい!」ってなるし。


涼ちゃんには申し訳ないけど、あの猫ちゃんは僕の猫ちゃんなんだから。



「ふふ、今日プレゼンなのに大丈夫〜?笑」



「…あれっ、今日だっけ?!」



僕の大声が響く。それと同時に、一斉に僕の方を見てくる。ドラマみたいにバッ!と。



「あ、すみませ……」



最悪、資料…家に忘れた。この前間違えて家に持って帰って、そのままだったんだ。


しかも今日は偉い人がお越しいただく大事な大事なプレゼン。どうしようどうしようと、俺は必死に頭を動かす。



「…あの、社長、?あの〜、…資料、忘れました…」



社長のデスクに足を運ばせ、最後の方はほぼ聞こえるか聞こえないか否やだった。


社長は目をこっぴどく開いて、椅子から立ち上がる。



「…ちょっと違う部屋で話そうか」



おっと、これはものすごく怒られそうな予感。


僕は覚悟をして社長と一緒に空き部屋に向かった。







「はぁ〜…んう、りょぉちゃん〜……」



「いや、あれは大森くんが悪いよ、資料家に忘れるなんて…どんだけドジなの…笑」



お昼休みに食べる為に朝作ってきた僕特製!お弁当を頬張りながら俯く。


勿論こっぴどく怒られて、今日の大事な大事な?プレゼンは明日に延期になった。なんか、お偉い人が発熱したらしい。ラッキーボーイだなぁ、僕ったら。



「うぅ〜、そうだけどぉ〜!」



「…ふふ、そんなこともあるよ、大丈夫だって!笑」



涼ちゃんが元気よく励ましてくれる。これで物凄く心が軽くなった気がした。



「りょぉちゃん、あいがと…午後から頑張る、!!」



「よし!頑張れ〜!笑」








「ふぅ…〜、」



資料を忘れた償いで、僕は会社の中を軽く掃除する。


結構綺麗になったけど、周りには人がいない。もう十二時回っちゃってるし…


そろそろ帰ろうと、鞄を持ち出入り口に向かった。



「ふぁ〜、もうふらふら〜……」



マンションに入り自分の番号の部屋に向かう。


マンションは意外と小さくて、一階につき二部屋程しかない。



「ん、鍵は…〜っと、 」



カバンから鍵を探す。見当たらなくて、よくよく探してみる。


…ない、ないないない!!はぁ…アンラッキーボーイじゃん…


今日は廊下ですごい羽目になりそう〜、…


床にへたり込むと、がチャッと隣から音がする。どうやら隣人の人が出てきたっぽい。



「……どうしたんですか」



初めて見る顔だ。あんまり鉢合わせないし、何より引っ越して二カ月ぐらいだし。


身長は約百七〇ほど、若くて髪形はセンター分け。髪色は…赤色、か、珍しいけど似合ってる。


かっこいい…



「鍵、なくて、入れないんです…」



「…そう、なんですね……」



約数秒間の沈黙が現れる。



「……あの、よかったら泊まります?」



「…いや、でも…家に忘れ物しちゃって、明日必要なんです…」



「そうですか…」



…ベランダ。


そうだ、ここのマンションはベランダがある。



「あ、あの!ベランダ…貸してください」





ーーー


結構ボツ



NEXT→♡200?



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