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「もしかしたら今日、運命の人に会えるかも…なーん」
ドゴッと音がする
衝撃で視界が反転した
頭がかち割られたように痛い
周りが血だらけになっている
「もし死ぬならアリスになってみたい」
と前に言った事を思い出す
ほんとに死ぬのなら、なってみたいものだな
視界も感覚もぼやけてきた
「…ぅ、え?」
目が覚めると朱色の森林が目の前にあった
見た事がある、とりあえず下半身を見ると水色のエプロンドレスが見えた
いや待て、これはアリスの服だ
だが不思議な事に目が覚めた場所は穴を抜けた後の部屋では無く
朱色の森林だった
という事はケーキで大きくなったり小瓶の水で小さくなったりはしないのか
「まぁ、先に進もうか」
進んで…進んで…
あれ?ここって
チェシャ猫の所じゃないか
「こんにちハ、アリス」
「こ、こんにちは?」
「私、ジェビルといいます」
「えっと…帽子屋の所に行きたいんだけど」
「あぁ、それならついて来い」
「え、えぇ」
___________________
どうも主です、最近遅れてごめんなさい
設定です
珍しくデルタキャラだけ
能力はデルタテイルと同じ
チェシャ猫、ジェビル
帽子屋、ラルセイ
三月ウサギ、クリス
ハートの女王、スージィ
です
ハートのロケットは後の話に関わるかも?