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夏目萌*優しい彼~コミカライズ
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#溺愛
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「彼氏から?」
「うん。ちょっとごめんね」
「私のことは気にしないで。適当に楽しんでるから、ゆっくりで大丈夫だからね」
ゲームセンターにいたこともあって、さっき電話した時よりもうるさかった。入り口まで移動してみてもそんなに変わらない。
「もしもし、出るの遅くなっちゃってごめんね。私の声聞こえる?」
話ながら少しでも遠くに向かって歩く。
今度は館内放送が流れませんように。
『はい、聞こえてます。着いたんですけど今どこにいますか!?』
「ゲームセンターにいるよ。隼人君は今どこ?」
『さっき正面入り口前でバス降りたところです。今から行くので、そこで待っていて下さい!』
「分かった」
あと数分後には会えるんだ。
この姿を見たら何て言うかな。ドキドキする。
「あ、そうだ」
手に持っていたプリクラを鞄の奥に押し込んだ。隼人君にも絶対に見られたくない。
コメント
1件
ああ、この「会う直前のそわそわした感じ」がすごく伝わってきました。彼からの電話に出る時の、周りの音に気を遣いながら移動する臨場感がいいですね。最後にプリクラを鞄の奥に押し込むシーンが秀逸で、何か隠したい事情があるんだな…と想像が膨らみます。隼人君に会う時のドキドキと、見せられない何か。この緊張感、次どうなるのかすごく気になります!