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しおたろ
俺の恋人って、知ってる?
シュッと真っ直ぐ長い足にしっかりとした胸板。綺麗な背中に入った縦ライン。真っ白くて滑らかな肌。
それにキラキラした目に甘ぁい声。
存外しっかりと生えている眉毛と、アイラインのようなまつ毛。
ぽてっとした口元に、笑うと白い歯が綺麗に並ぶ。
かっこよくて可愛い、そんな俺の恋人。
先ほどまでメンバーと 大きな声で盛り上がっていた彼は、今は真剣な顔でお偉い大人たちに混ざって小難しい話をしている。
どっちの太ちゃんも魅力的。
ころころと変わる表情も、冷たくさえ見える真剣な顔も、好きでたまらない。
「じゅーう。そんな見つめてたら、だいちゃんに穴が空いてまうで。」
「やー、見れば見るほどかっこいいなぁって」
「あはは!ほんまに、大好きやなぁ。」
「そーやなぁ。」
「あと30分は打ち合わせ続くって言ってたで。ね、今ぐらい俺とも遊んでやぁ。」
「そだね。たまには可愛い弟に構ってあげるか。」
「わーい。あっちで動画撮ろうや!おれやりたいのあんねんっ!」
手を引かれて部屋を出る間際、鏡越しに太ちゃんと目が合う。がんばって、と口を動かす俺に、微笑みながら片手を上げて返事をする太ちゃんがシゴデキ彼氏すぎて、またときめいてしまった。
「柔ちゃん終わったでー!お待たせっ」
「おつかれさま。」
「あー、じゅうの独り占めタイム終わってもうたぁ!」
「なんや!俺がお邪魔虫みたいに〜!!まずはお疲れさまやろ〜!!!じゅうたろを見習え〜!!」
「あははは!やめてぇ太ちゃん!こしょばいっ!あは!おつかれっ!」
「よろしいっ!」
「太ちゃん、帰ろ?」
「帰ろ帰ろ!舜太もさっさと飼い主のとこ帰りぃ!もうあっちも終わってたで。」
「ほんま!!ありがとう太ちゃん!柔ばいばい!」
どたばたと出ていく相方を見送って、急に静かになった部屋。待っててくれてありがとうな、と頭を撫でられて、俺はつい我慢が出来ずにハグしてしまった。
2人で暮らす部屋は物は少なめで、リビングには触り心地の良いソファとシンプルなテーブル、掃除機くらいだ。無駄のない整った部屋が心地よい。
シャワーを浴び終えた頃にはもういい時間で、今日はもう寝てしまおうと連れ立って寝室へ向かう。
「はー。今日もがんばったぁ。」
「やなぁ。な、じゅうちゃん、なんで今日ずっとこっち見てたん?なんか困ることあった?」
「んーん。真剣な話してる太ちゃんかっこいいなーって見てた。」
「なにぃそれぇ!照れちゃうなぁ。」
「だいちゃん、だいすき、だいすき。」
「俺も大好きやで。ずっと、俺のとこおってな?」
「ふふっプロポーズみたい」
「、それは、また改めてちゃんと、な。」
「…えっ」
「おやすみ、じゅうたろ」
「…….いや 寝れない!だいちゃん!!」
「ほらハグしたるから、寝なさい。明日6時にお迎えやで。おやすみ。」
「、寝不足で酷い顔で怒られたら太ちゃんが謝ってよ」
「まかしとき。全力で謝罪したるわ。やから寝ぇな。おやすみ、」
眠くなると返しが雑になる恋人に、そういうところも好きだけど…!と思いながら グリグリと頭を擦り付ける。目を開けないまま トントンと寝かしつけるように背中を叩かれて、気づくと俺も夢の中だった。
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(じんちゃん!!おわったん!!
おー。もう帰れる。
おれ味噌ラーメン食いたい!
はいはい。行きましょうか。
じんちゃんだいすき!!
……俺も。)
コメント
1件
読み終わりました…!ふたりの空気感が優しくて、読んでるこっちまで温かい気持ちになりました。特に「プロポーズみたい」って言ったら「改めてちゃんと」って返す太ちゃん、ずるいです…好き…。柔くんの愛おしそうな視線も、弟分との軽いやりとりも、全部がリアルな日常で素敵でした。ほっこりありがとうございます🖤
❤︎
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#snjn
りちこ
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