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学園で英雄の絵本を読んで思った「そうだ覇気で相手を支配しよう!」と。
俺はこの学園に入学すると同時に勘当された。
この学園は貴族でも平民でも魔力があれば誰でも入学の資格がもらえる。滅多なことがない限り退学にはならない。
そういうことで俺、メル・ハースト改めメル
は、平民のメルになった。家族にいい思い出がないので全然悲観などはしないよ。
元貴族の俺に易々と近づいてくる貴族は勿論平民なんていないので当然の如く俺はぼっち学園生活をエンジョイしている。
そんな俺が今回図書館で見つけたのがこのよくある英雄ものの絵本だ。
俺は子供の頃は納屋で育ったから本とは無縁だったので毎日が本を読むのが楽しい。閑話休題。
この絵本で注目して欲しいシーンは魔王が覇気で敵を威圧するやつだ。
─────これすごくかっこいい。
その日から俺の目指せ魔王(魔法の王様)の猛特訓を始めた。
俺は魔族じゃないので魔法の王様になることにした。いつか俺だけの国を作ろう。
まずは身体作り。
筋肉をつける為に騎士科を選択した。
本当は魔法科にしたかったけど一つしか選択できないので独学で極めることにする。
学園が休学の夏、冬の時期は帰省する場所もないのでギルドに冒険者登録をして洞窟暮らしをした。
俺は回復スキルを扱えるので問題なかった。
当時は知らなかったが回復魔法やスキルは国に名前登録しないといけなかったらしい。俺は親に能力検査をしてもらえなかったのでもちろん知らなかった。学園では騎士科で魔法は必須ではなかったので能力検査がなかったのもある。
そんな生活を3年続けた俺は恐らく14歳になり身体作りは順調だ。ムキムキマッチョとはいかないが騎士に相応しい筋肉になっているだろう。
最近知ったが昨年に腹違いの元弟が入学していたらしい。元兄もいるらしいが会ったこともないし納屋で育った俺の存在も知らないのだろう。